クリスタ(お絵描きソフト・アプリ)が販売している左手デバイスTABMATE(タブメイト)の調子が悪いので、8BitDo zero2という新しい左手デバイスを購入してみました。
※8BitDo zero2はクリスタが販売している左手デバイスではありません
お絵描きに使えるかどうか、TABMATEと比較しながらレビューします(^^)
・8BitDo zero2とは何か?
・使ってみて感じたメリット、デメリット
・8BitDo zero2はTABMATEと比べてどんな感じか?
8BitDo zero2とは何か?
・左手デバイス(イラストなどで使う場合)
・ゲームパッド(ゲームのコントローラー)
おもに上記2つの目的で使える機器です。
イラスト用途に使う左手デバイスは、ショートカットキーを左手デバイスのキーにそれぞれ割り当てて作業効率をアップさせるもの。
こんな感じで作業ができます。
お絵描き用の左手デバイスとして使う場合は、タテ持ちです。
8BitDo zero2のスペックや値段、購入場所など
デバイスの名前:8BitDo zero2
購入場所:楽天市場
値段:2599円
カラー:ブルー(他にはピンク・イエロー)
重さ:20g
対応OS:macOS、android、windowsは7/8/10(ほかNintendo Switchにも対応しているそうです)
接続:Bluetooth(ワイヤレス)
電源:USB充電式
バッテリー:180mAh(約8時間分)
保障:3か月
内容物:本体・USB充電ケーブル・説明書・クリーニングクロス・ストラップ(?)
イエローと迷いましたが、黄色だと絵を描いているときに気が散りそうだったのでブルーにしました(^^;)
USB充電ケーブルは、短めです。
あと、日本語の説明書が必要な方は、化粧箱に付いているQRコードまたは記載されているURLからダウンロードする必要がある。
本体の外観など↓
持ってみた感じ、手が大きい人には8BitDo zero2は少し小さく感じるかもしれません。
8BitDo zero2はTABMATEと比べてどんな感じか?
TABMATE | 8BitDo zero2 | |
値段 | 4900円(優待価格)~ | 2600円前後(購入場所による)~ |
接続・電源 | ワイヤレス・電池式 | ワイヤレス・充電式 |
キーの数 | 15キー(ホイール含む)×4 | 12キー |
耐久性 | △ | 不明(使い始めのため) |
使いやすさ(クリスタで使う場合) | ◎ | △(JoyToKeyでの設定が必要) |
接続・電源に関しては賛否両論あるかもしれませんが、私個人としては電池形式が好きです(充電するのが面倒くさい人なので‥)。
ただ、公式発表では満充電だと8時間前後は持つそうなので、1日中使うプロでもない限りは十分だと思います。
使ってみて感じたメリット、デメリットの詳細
実際にTABMATEと8BitDo zero2を使ってみての詳細比較です。
値段とキーの数
当たり前ですが‥
TABMATEは値段が高いだけあって割り当てられるキーも多く便利です。
たとえば、水彩塗り用・線画用・厚塗り用・水彩用線画など割り当てキーをグループごとに設定することも可能→赤・青・赤点滅・青点滅と4グループにそれぞれ設定できる。
しかし、8BitDo zero2は12キーのみで、グループ切り替えもできない。
安いだけあって、割り当てられるキーが少なくて、やや不便でした(^^;)とくに、TABMATEから8BitDo zero2へ移行した人ほど不便を感じるかもしれません。
耐久性
左手デバイスはマウスと同じく消耗品なので〇年で壊れるのは仕方ないことですが、値段なりの耐久性は欲しいところです。
8BitDo zero2は購入したばかりなので、耐久性のレビューを書くことはできませんが、1台2600円前後なら3年持ってくれれば個人的には合格ライン。
TABMATEは当時3500円前後で購入しましたが、2年持ちませんでした(^^;)
個人的には4900円(2022年9月現在)なら4年は持ってほしいところです。
あと、毎日絵を描くようなプロ絵師やプロ漫画家さんなら、もっと寿命が短いんじゃないでしょうか?
使いやすさ(クリスタで使用する場合)
クリスタで左手デバイスを使用する場合の使いやすさは、断然TABMATEがいいです。
上記でも書いていますが、塗り・線画でキーのグループを分けられたりキーの数も多いので作業効率が爆上がりしていました。
ちなみに、赤・青・赤点滅・青点滅の4グループにそれぞれ好みのキーを割り当てることができます。
キーの設定や変更に関してもTABMATEだとクリスタの画面上で行うことが可能です。
対して、8BitDo zero2は割り当てられるキーが少なくて不便です。
いままで15キー×4で使っていたので余計に‥(^^;)
今までの15キー→12キーになったので、どれを削るか悩みました。
ボタンの位置もTABMATEと違うので余計に悩む‥。
あと、8BitDo zero2をクリスタで使う場合は「JoyToKey]という無料のソフトをインストールし、クリスタ使用時に起動する必要があります。
※JoyTokeyは無料で すべての機能が使えますが、課金(寄付?)することも可能
JoyToKey (Joy2Key) は、ジョイスティックの入力をキーボードやマウスの入力に変換し、さまざまなアプリケーションを操作できるようにするユーティリティソフトです。
JoyToKey公式ホームページより
設定は かんたんに行えます。
こんな感じ↓
面倒なのは左手デバイスを使うときに毎回JoyToKeyを起動させなくてはならないところ。
ちなみにJoyToKeyは、Photoshop専用のキーに設定することも可能(^^)
まとめ:耐久性によってはリピートありかも?
8BitDo zero2はTABMATEと比較して‥
・値段が安い
・設定に一手間かかる
・割り当てられるキーが少ない
・耐久性が不明
8BitDo zero2は一長一短でした(^^;)
3年以上持つならリピートもありかもしれませんが、その間に安くて性能の良い左手デバイスが発売されるかもしれませんし、難しいところ。
本音をいうと、値段据え置きでいいのでTABMATEの耐久性をもっと上げてくれれば問題なかったんですが‥
・プロ絵師→TABMATEなど自分が使いやすい左手デバイスがオススメ
・趣味絵師→左手デバイスなし、または安いものでOK
‥と個人的には思いました。
クリスタユーザー(クリスタのソフトを持っている方)は公式サイトから購入する方がお安いです↓
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