2023年5月で、このブログで使っているレンタルサーバー「ConoHaWING」の契約が切れます。
なので、新しいレンタルサーバーを探していました。
レンタルサーバーの引っ越しは初心者には大変なので残留でもよかったんですが、勉強にもなるので別のレンタルサーバーに引っ越してみました。
今回契約したのは「シン・レンタルサーバー」という安い・使いやすい・乗り換えやすいの3点そろったレンタルサーバーです。
レンタルサーバー初心者目線で、ConoHaWING(以下、ConoHa)と比較しながらデメリットも併せて紹介します(^^)
・レンタルサーバー初心者
・レンタルサーバーの乗り換えを検討している
・料金の安いレンタルサーバーがいい!
・アダルトサイトの運営を考えている
・シン・レンタルサーバーってどんなサーバー?
・なぜ、シン・レンタルサーバーを選んだのか?
・初心者にオススメできる?乗り換えは簡単?
・シン・レンタルサーバーの利点と欠点
・余談、新規記事を書くときに注意しよう
シン・レンタルサーバーってどんなサーバー?
「シン・レンタルサーバー」は国内シェアNo.1レンタルサーバーの「エックスサーバー」のシステムをベースとしたレンタルサーバーサービスです。
シン・レンタルサーバーより
(中略)
管理ツールには「エックスサーバー」と同じUIのシステムを採用、高機能かつ使いやすさを重視した管理ツール
レンタルサーバーの老舗であるエックスサーバーをベースにしているサーバーです。
実際に使ってみると、今まで使っていたConoHaよりサーバーパネルが使いやすく感じました。
(ただし、筆者はエックスサーバーを使ったことがありません)
あと、エックスサーバーとシンレンタルサーバーの大きな違いは「料金」と「アダルトサイトの可否」でしょうか。
※2023年4月時点の比較、キャッシュバックや割引を含めない料金の場合
・料金比較(36か月契約の1か月あたり+最下位のプラン)
シン・レンタルサーバー(ベーシック):770円
エックスサーバー(スタンダード):990円
・アダルトサイトの可否
シン・レンタルサーバー:可
エックスサーバー:不可(※一部は可)
アダルトサイトの可否について
シン・レンタルサーバーの場合↓
https://www.shin-server.jp/support/faq/dont_adult.php
エックスサーバーの場合(コンテンツに関しての制限)↓
https://www.xserver.ne.jp/support/faq/faq_dont.php
かんたんなスペック・コスパの最下位プラン比較(ConoHa・エックスサーバー・シンレンタルサーバー)↓
※キャッシュバックや割引は含んでいません
ConoHaWING | エックスサーバー | シン・レンタルサーバー | |
料金 (36か月契約の1か月あたり) | 1452円 | 990円 | 770円 |
WordPressかんたん移行 | あり | あり | あり |
サーバーパネルの使いやすさ | △ | 不明 | ◎ |
CPU | vCPU 6コア | vCPU 6コア | vCPU 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
容量 | 300GB | 300GB | 300GB |
サポート | あり (電話、平日) | あり (電話、メール) | あり (電話、メール) |
無料の独自ドメイン | 2個 | 1個? | 1個 |
アダルトサイト | 不可 | 不可 (一部は可) | 可 |
マルチドメイン | 〇 | 〇 | 〇 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
※メモリ、CPU、容量は数値が大きいほどスペックが良い
※マルチドメインは複数のサイトを運営できるかどうか?
※ドメインはサイトを設置する住所のようなもので、通常、サイトを運営するにはドメインとレンタルサーバーが必要
最下位プランで大丈夫なのか?という目安として筆者のサイト状況だと‥
・月のアクセス5000ほど
・2サイト運営
・ファイル容量合計約15GB
・・でも問題なく運営できています(調べてみるとディスク容量の1/10使っているかどうかでした)。
料金に関しては、シン・レンタルサーバーはキャッシュバックキャンペーンを2023年5月11日までやっているので、上記2社より実質もっと安くなります(後述)
ちなみに、シン・レンタルサーバーの無料でもらえるドメインは新規・移管(他で管理しているドメインを移せる)が選べました。
なぜ「シン・レンタルサーバー」を選んだのか?
筆者が求める条件が‥
・安い
・WordPress移行がかんたん
・アダルトサイト可
でした。
mixhost(ミックスホスト)でWordPressかんたん移行が使える?
↓
WordPressかんたん移行が使えませんでした(T_T)
↓
ColorfulBox(カラフルボックス)はどうか?
↓
アダルト対応プランが2023年5月から値上げ
WordPressかんたん移行機能なし
↓
シン・レンタル-サーバー発見
↓
10日間無料お試し後、求める条件にあっていて使いやすかったので契約
‥という流れでした。
アダルトサイトは今のところ、運営予定はないのですが運営したくなったときにいつでも始められるように選んでいます。
余談:ドメインを購入するならエックスサーバードメインの方が安い
シン・レンタルサーバーからドメインを購入する場合は「シン・ドメイン」から購入することになります。
サーバー契約時に1個無料でもらえるドメインもここからです。
ドメインの料金をかんたんに説明すると、「新規購入の費用」と「更新料」がかかります。
例:新規で1年の契約1300円→1年後の更新料1680円など
つまり、新規が安くても更新料が高いと維持費がかさみます。
(大体のドメイン会社は新規を安く、更新時は高く設定している)
なので、新規料金ではなく更新料が安いところで購入するのがオススメです。
2023年時点の「.com」ドメインを比較すると‥
シン・ドメイン:新規1180円(※)、更新1630円
エックスサーバードメイン:新規1円、更新1298円
・・と更新料が結構ちがいます。
※ただし、シンレンタルサーバー契約者限定で独自ドメイン1年間無料キャンペーンをしている
シン・ドメインの料金↓
https://www.shin-domain.jp/domain/price.php
エックスサーバードメインの料金↓
https://www.xdomain.ne.jp/domain/price.php
実際に筆者のこのサイトもエックスサーバードメインを使っています。
ただし、サーバーとドメインの会社をあわせたい場合は、多少割高でも同じ系列で契約するのもアリです(^^)
シン・レンタルサーバーのメリットとデメリット+α
前の方で触れている内容と被るものもあります。
個人的にやらかした失敗
・ネームサーバーの書き換えが終わる前に新規記事を書く
デメリット
・使っているユーザーが少ない→レビューが少ない
・今後の値上げの可能性
・無料おためし期間が10日と短め
使っているユーザーが少ない→レビューが少ない
シン・レンタルサーバーは2021年5月にリリースされたばかりのレンタルサーバーのようです。
※レンタルサーバーの老舗エックスサーバーは2003年から運用されている
出始めたばかりのサービスだと使っているユーザーが少ないので、レビュー件数も少ないと予想されます。
つまり、良いレンタルサーバーなのか、良くないレンタルサーバーなのか判断が付きにくい。
一応、この記事を書くのに「シン・レンタルサーバー デメリット」などで検索してみましたが、「実際に使っていますよ!」というレビューは少なく感じました(シン・レンタルサーバーの情報をまとめてあるサイトは複数ありましたが‥)。
ブロガーさんのSNSを見てみても、エックスサーバーかConoHaを使っている方が多い印象。
ConoHaがまだ新しいサーバーだった頃の経験談ですが、契約したての2020年の春ころはサーバーダウンが酷かった(^^;)2023年現在はサーバーダウンすることはなくなりましたが‥。
おそらく、サーバーダウンの原因は割引キャンペーンを頻繁に行っていたので、ユーザーが一気に増えたからでしょう。
サーバーがダウンすると、自分のサイトにも接続できなくなるので機会損失にもなり得ます。
なので、シン・レンタルサーバーもユーザーが増えて来たら、サーバーダウンする可能性もあるかもしれません。
今後の値上げの可能性
どんなサービス・商品にも言えることですが、最初は料金を相場より安く設定し、ユーザーが増えて来たら値上げする。
なので、ユーザーが増えて来たらシン・レンタルサーバーも値上げする可能性が高いと考えておいた方がいいでしょう。
個人的には、お安く36か月(3年)契約し、3年後にまた考えればいいと思っています。
理由は‥
・ほかのコンテンツ(Youtubeなど)に乗り換える可能性
・もっと良いレンタルサーバーが出てくる可能性
・巨大サイトに成長して、専用サーバーが必要になる可能性
※専用サーバーは、大量アクセスに耐えれられるサーバーのこと(料金が高い)
このような事が考えられるからです。
実際に筆者もConoHaでずっと運営していくつもりでしたが、もっと安くて、使いやすいレンタルサーバーに引っ越してますしね(^^;)
無料おためし期間が10日と短め
・mixhostが30日返金保証アリ
・カラフルボックスが30日無料おためしアリ
・・だったので、10日間は人によっては短いかもしれないと感じました。
(特にサーバー関係に詳しい人や月に1、2回アクセスが集中するようなサイトを運営している方など)
サーバー素人でアクセスの多くないサイトを運営している筆者(初心者)が重要視するのは、
・サーバーパネルの使いやすさ
・かんたんにWordPressサイトを引っ越しできるか?
・料金はお得か?
・自由度が高いか?
・・だったので1~2日ためしてスグに契約しましたが‥(^^;)
メリット
・料金が安い
・WordPress移行が初心者でも簡単
・信頼あるエックスサーバーをベースとしている
・アダルトサイトの運営が可能
・サーバーパネルが直感的にわかりやすい
料金が安い
2023年5月現在、キャッシュバックキャンペーンをしていて契約料金が実質半額になっています(2023年5月11日12:00まで)。
ベーシックプラン36か月契約の場合:27720円→13860円(1か月あたり770円→1か月あたり実質385円)
キャッシュバックの条件としては、
・12か月以上の契約であること
・満6か月以上の契約
・・が必要のようです。
キャッシュバック方法
申し込み日を起算日として、満6ヶ月が経過した日の翌月初旬にご登録のメールアドレス宛に申請方法に関するメールをお送りします。メールの案内に沿って申請してください。
シン・レンタルサーバーより引用
キャッシュバックの受取方法は銀行振込、またはコンビニ(セブン銀行ATM/ローソン)です。
https://www.shin-server.jp/campaign/campaign_230406.php
キャッシュバックの受け取りが手間(忘れそう)ですが、ConoHaで普通に契約更新していたら34848円だったので、約21000円もお得になりました(^^)
国内最速!コスパNo.1!進化の極限を目指したエックスサーバーの新たなカタチ『シン・レンタルサーバー』※ブロガーさんはA8.netのセルフバックを使うのがオススメです!
WordPress移行が初心者でも簡単
レンタルサーバーの引っ越しをするとき、最初は「All-in-One WP Migration」というプラグインを使うつもりでした。
※All-in-One WP Migrationは簡単にサイトのバックアップを取ったり、サイトの引っ越しができるプラグイン
このプラグインも使いやすく初心者にオススメできるのですが、容量が多いサイトの場合は有料プラン(2023年現在は69$)で引っ越ししなければなりませんでした。
シン・レンタルサーバーの10日間おためしで「WordPress簡単移行」を見つけ、テストとしてサブドメインに移行してみましたが、移行元のURLとWordPressのユーザー名・パスワードを入力するだけで簡単に移行できました。
サーバーパネルからWordPress→WordPress簡単移行を選択する
WordPress移行情報入力で「移行元URL・WordPressのユーザー名・WordPressログインパスワード・移行先URL(サブドメイン)」を入力→移行開始→数分~数時間待つ(データ容量による)→完了したらサイトをチェック→問題なかったらネームサーバーの書き換え
※注意としては、「Invisible reCaptcha」などのセキュリティプラグインが有効化されているとエラーが出るので、一旦無効化し、移行が終わったら有効化する必要がある。
あと、移行後は「Xserver Migrator」というプラグインが勝手にインストールされているくらいでしょうか。
有料プラグインを使ったり、難しいFTPソフトを使うことなく移行できたので、レンタルサーバーの引っ越し作業に苦手意識を持っている方にもオススメできます(^^)
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余談ですが、シン・レンタルサーバーはサイト移行・設定代行も行っているようです(しかも料金が高い・・)。
ここまで簡単にサーバー引っ越しできるのに需要あるんですかね‥?
https://www.shin-server.jp/service/detail_daiko.php
信頼あるエックスサーバーをベースとしている
「エックスサーバー」との高い互換性により、分からないことがあったときも多くの利用者によるノウハウが運営をサポートしてくれます。
シン・レンタルサーバーより引用
‥と公式サイトに書かれています。
いまの所、困った事態になっていないので困った事態になったら先人のノウハウを使わせてもらいます(^^)
アダルトサイトの運営が可能
前の方にも書いていますが、「今はアダルトサイトを運営するつもりはないけど、今後はわからない」という方にもオススメできます。
カラフルボックスのように「アダルト対応サーバー」と「通常サーバー」で料金が違うとかなら別ですが‥。
※アダルトサイトに対応したサーバーは、アダルトサイト不可サーバーより料金が高めに設定されていることが多い
料金が変わらないから、ないよりもあった方がいいという考え。筆者もこのクチなので‥(^^;)
今後、絶対アダルトサイトの運営をしないという方は「ロリポップ」もいいかもしれません。
キャッシュバックや割引を行っていませんが、通常料金がシン・レンタルサーバーのより安い。
「ロリポップのハイスピードプラン」と「シンレンタルサーバーのベーシックプラン」の36か月契約の1か月あたりを比較↓
ハイスピードプラン(ロリポップ):550円(初期費用2023年4月30日まで無料)
ベーシックプラン(シン・レンタルサーバー):770円(初期費用無料)
※さらにロリポップのハイスピードプランは容量が400GBと、シン・レンタルサーバーのベーシックプランより100GB大きい
シン・レンタルサーバーは2023年5月11日12:00までのキャッシュバックを含むと、ロリポップよりお得ですが、キャッシュバック抜きで考えるとロリポップの方がお得です。
ただし、こちらも3年後(36か月後)には値上げする可能性は頭に入れておいた方がいいと思います。
サーバーパネルが直感的にわかりやすい
サーバーパネルは、ConoHaと比較して こんな感じになっています。
個人的には、大見出しが付いていて中身が一覧できる仕様が初心者にオススメできるなと思いました。
ConoHaのコントロールパネルは、どこに何が入っているのか分かりにくかったですからね(^^;)
個人的にやらかした失敗
・ネームサーバーの書き換えが完了する前に新規記事を書く→新しく書いた記事が消える
※ネームサーバーの書き換えとは、独自ドメインを旧サーバーから新サーバーのものに書き換えること
例:ns-a1.conoha.io(ConoHa)→ns1.wpx.ne.jp(シン・レンタルサーバー)に書き換える
サーバーの引っ越しで必須の作業です。
<正しいやり方>
ネームサーバーの書き換え完了→新しいレンタルサーバーのデータベースに保存される→新規記事を書く
※ネームサーバーの書き換え完了は通常、数時間~72時間かかるそうです
<筆者がやらかした失敗>
ネームサーバー書き換え→間を置かず、すぐ記事を書く(じつはこの記事)→数日後、書いた記事データが消える(旧サーバーのデータベースに記事データが残っている?)
・・という事をやらかして、この記事を書き直しました(^^;)
バックアップから復元(無料プラグイン)とかも一応やったんですが、記事が消えてるのに気づいたのがサーバーを引っ越ししてから3日後で、旧データベースからバックアップを取り出すことができませんでした。
サーバーに詳しい人なら、なんらかの方法で取り出せたのかもしれませんが、初心者には難しく、記事を書き直した方が早かったというのもあります。完成度が85%だったので。
なので、初心者はプラグインなどでバックアップを取るか、ネームサーバーの書き換えが完全に終わるまではWordPressに変更を加えないのが賢明です。
(他にはメモ帳やWordに記事を執筆しておいて、ネームサーバーの書き換えが完全に終わったらコピペするとか)
慎重に行くならネームサーバーの書き換えから72時間(約3日)はWordPressに触らない方がいいですね‥
余談:ブロガーさんはセルフバックを使おう!
先ほどから何度か書いていますが、シン・レンタルサーバーを12か月以上契約するならブロガーさんはA8.netのセルフバックを使うのがオススメです。
12か月以上のベーシックプランなら3000円の報酬。
※上位プランならもっと報酬が高くなる
2023年5月11日12:00までのキャッシュバックキャンペーン+セルフバックを使うと、ベーシックプラン36か月契約で27720円が実質50%OFF→13860円さらに3000円バック→実質10860円となります(振込手数料は入れていません)。お得ですね(^^)
A8.net※上記はアフェリエイトリンクです
ちなみに「もしもアフィリエイト」は2023年5月時点で案件がありませんでした‥(^^;)
2023年11月にエックスサーバー(シンレンタルサーバー)からキャッシュバックの振込がありました↓
まとめ:シン・レンタルサーバーは、サーバーを乗り換えたい初心者にオススメ!
・今後値上げの可能性がある
・新しいレンタルサーバーなので不確定要素が多い
・料金が安い
・サーバーパネルが直感的にわかりやすい
・アダルトサイトの運営が可能
・WordPressの引っ越しが簡単
新しいレンタルサーバーなので今後はどうなるか分かりませんが、安くて使いやすく、簡単にサーバー引っ越しできるレンタルサーバーを発見できて良かったです(^^)
レンタルサーバーの引っ越しを考えている方は参考にしてみてください。
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