すこし前、物価高だからという理由で通信費(スマホのSIMと固定回線)を節約する対策をしました。
じゃあ「電気」も変えたい!‥ということで電力会社を「Japan電力」→「オクトパスエナジー」へと変更。
料金などを含む変更のメリットやデメリットなどを紹介します。
筆者の住んでいる場所はオール電化賃貸ではないので、通常の従量料金プランを契約しています。ご了承ください。
・オクトパスエナジーとは?(かんたん紹介)
・オクトパスエナジーで選べるプラン
・契約特典はある?
・どんな人にオススメか?
・オクトパスエナジーのメリット&デメリット
・実際に変わった料金(1か月分のみ)
※情報は、すべて2025年5月時点のものです
オクトパスエナジーとは?(かんたん紹介)

「TGオクトパスエナジー」は、東京ガスとイギリスのオクトパスエナジーが共同出資した合弁会社で、実質再生可能エネルギー100%の電力をお手頃な価格で提供しています。
A8.netのオクトパスエナジーRP分より
日本国内では、沖縄県を除くすべての都道府県でサービスを展開し、環境にやさしい電力を手軽にお届けしています。
さらに、オクトパスエナジーは独自開発のテクノロジープラットフォームを活用し、効率的で柔軟なカスタマーサポートを実現しています。
お客様一人ひとりに専属のサポートチームが付き、迅速かつ丁寧な対応を心掛けています。
(中略)
解約金・解約手数料も無料!
https://pub.a8.net/a8v2/media/joinPrograms/detail.do?action=confirmSearch&insIds=s00000026570001&searchFlg=1&viewType=0&scrollDestination=pg-s00000026570001&requestedVersionId=41476200189251433
タコのマスコットキャラクターが有名な電力会社です。
オクトパスエナジーは、世界情勢によって電気料金が乱高下する市場連動型ではない電力会社↓
https://octopusenergy.co.jp/ja/blogs/be-careful-of-market-linked-tariff
筆者は今まで2024年3月くらいまでは安かったJapan電力を使っていました。
Japan電力の料金が値上げになって割高になってしまったので、ようやく重い腰をあげて電力会社の乗り換えをしました(下記は過去記事です)↓


Japan電力に「容量拠出金」が課されるようになってから高くなってしまいました(約3~4割くらいの値上がり)
物価高の世界情勢もあるので、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、安い電力会社があるなら乗り換えたいですよね



オクトパスエナジーは「容量拠出金」はないの?
2025年5月に届いた請求明細をみてみると、容量拠出金の項目がありません。もしかすると基本料金や従量料金に含まれているのかもしれません。
詳しい容量拠出金のことをふくめ、オクトパスエナジーのメリット・デメリットに関しては まとめて後述します。
オクトパスエナジーで選べるプラン
・EVオクトパス
・オール電化オクトパス
・シンプルオクトパス
・グリーンオクトパス
・ソーラーオクトパス
・スタンダードオクトパス
筆者が契約したのはシンプルオクトパスなので、「シンプルオクトパス」と「グリーンオクトパス」プランについてのみの説明になります。
※シンプルオクトパスプランは12か月後に自動的にグリーンオクトパスプランに切り替わります


料金は北海道電力エリアについてになります。
※地域によって従量料金が変わるので、北海道以外に お住まいの方は自分の地域を検索ください
シンプルオクトパスについて


※現在のプランはJapan電力です
基本料金:0円
燃料費調整額 :0円
電力量料金:37.20 円/kWh
表示されている単価は郵便番号のみで算出した仮のものです。 最終的な単価は供給地点特定番号の情報入力後に確定されます。
オクトパスエナジー公式サイトから引用
毎月の請求には、上記基本料金と電力量料金の他に、再生可能エネルギー発電促進賦課金が追加されます。割引がある場合には、割引が適用されます。
Japan電力と比較すると、基本料金0円なのは同じですがJapan電力は電力量料金30円/kWhでした。
電力量料金は7.2円ほど高くなっていますが、容量拠出金の項目がありません(0円)。
公式サイトにも書かれていないので、正確なところはわかりませんが合計金額的には電力量料金に含まれていると見てよさそうです。
契約から12か月後にグリーンオクトパスプランに自動移行となります。
グリーンオクトパスについて


※現在のプランはJapan電力です
基本料金単価・アンペア契約
10A:12.28円 / 日
15A:18.42円 / 日
20A:24.56円 / 日
30A:36.84円 / 日
40A:49.12円 / 日
50A:61.40円 / 日
60A:73.68円 / 日
電力量料金単価
(0 – 120kWh):23.57円 / kWh
(121 – 280kWh):28.81円 / kWh
(281kWh -):31.21円 / kWh
毎月の請求には、上記基本料金と電力量料金の他に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が追加されます。割引がある場合には、割引が適用されます。
オクトパスエナジー公式サイトから引用
グリーンオクトパスプランは基本料金がかかるかわりに1kWhあたりの電気料金が安いという感じです。
筆者の電力量を考慮したシミュレーション的にはシンプルオクトパスより200円~400円くらいの値上がりになります。
シンプルオクトパスからグリーンオクトパスプランに移行になると実質値上げになりますが、それでもJapan電力よりは安い計算でした。
※ただし、プランが切り替わる12か月後には(世界情勢によっては)さらに値上げになる可能性もあります
あとグリーンオクトパスプランは基本料金が段階的に上がるので、3人以上の家族が同居する場合などは(アンペアを大きくしなければならないので)節約度は減るかもしれません。



おそらく、非オール電化住居+1~2人暮らしくらいの人たちが1番節約度が高いんじゃないかと思います
契約特典はある?


※現在のプランは「Japan電力」です
2025年5月現在は、電気代割引特典があります。
上記画像のように割引適用のバーが出るエネチェンジのサイトを経由して契約する必要があります。
2025年3月時点では、エネチェンジ特設サイトから契約すると北海道電力エリアで24000円の割引が受けられました。
※こちらも地域によって割引額が違います、お住まいの地域でご検索ください
※2025年5月時点では北海道電力エリアの割引特典は19000円にダウンしています
いまとなっては調べようがないんですが、友だち紹介特典である8000円割引と24000円割引が併用できるのか問題があります。
おそらく24000円割引の条件を読むと不可っぽいですね(^^;)
なので、エネチェンジ特典が続くかぎりはエネチェンジから契約した方が お得です。
エネチェンジ契約のアフェリエイトリンク(こちらから契約していただけると筆者に報酬が入りますので、よろしかったらお願いします)↓


エネチェンジ特典が終了した場合は友だち紹介特典(8000円割引)もご利用ください↓
https://octopusenergy.co.jp/friend/brave-snail-675
友だち紹介特典は、筆者と紹介者が8000円分の割引特典を受けれます。
ただし、契約時の下の「名」だけ共有されるらしいので ご注意ください。
シンプルオクトパスプラン・グリーンオクトパスプランは、どんな人にオススメか?


・1~2人暮らし
・非オール電化
・低アンペア契約家庭
前述している内容と同じですが、上記のような方々。
※ただし、たとえばシンプルオクトパスからグリーンオクトパスに切り替わるタイミングで電力会社を乗り換える場合は高アンペア家庭でも良さそう
ちなみに、容量拠出金は使った電力(1kWhあたり)に対して課されるので、使った電力が多ければ多いほど高くなります。
オクトパスエナジー(シンプルオクトパスとグリーンオクトパス)のメリット&デメリット


デメリット
・ほかと比べてかなり安いので今後の値上げの可能性
・1年以降も使いつづけるなら、高アンペアやオール電化家庭には向かない
・燃料調整費が安くなると損をする可能性?
特にシンプルオクトパスプランは他の電力会社と比べてかなり安いので、今後値上げされる可能性はあります。2025年現在は世界情勢が不安定かつ、物価高が続いているので可能性は高いと思われます。
グリーンオクトパスプランだと他社より、やや安い程度だったので、そこまで値上げはされないとは思いますが‥。
前の方で何度も書いていますが、1年以上使いつづけるなら高アンペア家庭やオール電化家庭には向かないと思います。
ただし、オクトパスエナジーにはオール電化向けプランもありますので、オール電化家庭の方は公式サイトよりシミュレーションしてみてください(オクトパスエナジー公式サイト)↓
https://octopusenergy.co.jp/tariffs



筆者はオール電化賃貸に住んだことがないので、月の電力量が想像できないため、ご了承ください
オクトパスエナジー公式サイトにも書かれていましたが、燃料調節費が0円ということは もし今後、燃料調節費が安くなれば損をする可能性があります。
非オール電化で一人暮らしなら、せいぜい200~500円前前後だとは思いますが↓
もし万が一、今後燃料費調整額など、通常プラン(グリーンオクトパスなど)では含まれている調整単価がどんどん安くなるようなことが起きると、通常プランの方が割安になる可能性があります。
シンプルオクトパスのデメリットは?より引用
https://octopusenergy.co.jp/simple-octopus-d
メリット
・現時点では安い
・割引特典が強い(2025年5月時点)
・紹介特典もある
・契約プランが多い
・解約手数料が発生しない
筆者もエネチェンジのシミュレーションで計算して、特典を確認して契約したので、全電力会社を詳細に調べて比較したわけではありませんが、Japan電力よりは確実に安いです。
※一応、ほくでんとも比較しましたがグリーンオクトパスプランでも、ややグリーンオクトパスプランの方が安かった(割引特典を抜きに考えても)



電力会社は「市場連動型」を採用しているところが多く、月の電気料金は運要素も大きいしね、あとは電気を使う時間とか
2025年5月時点では、最安値が九州と東北電力の13000円割。最高値が東京電力の27000円割です。
※割引額は月で変動するようです、契約するときに割引額を確認しましょう
電気代が値上がりしてきた中、これは嬉しい特典です(^^)
ただし、割引が適用されるのは6回目の請求からだそうです。
2025年5月時点では「紹介した側」と「紹介された側」が8000円割引を受けられる特典があります。
宣伝が上手い人には お得な特典だと思います。
電気をあまり使わない家庭からオール電化で電気をガンガン使う家庭まで、色んなスタイルに合わせることができます。
ただ、前述しているように筆者はオール電化賃貸に住んだことがないので、オクトパスエナジーのオール電化プランがお得かどうかの判断はできかねますが‥(^^;)
解約手数料が発生しないので、気軽に試せるところも良いと思います。
もし、グリーンオクトパスプランに移行後、思っていたより電気料金が高ければ、また他社に移ればいいわけですし。
実際に変わった料金(1か月分のみ)


※料金比較は直近の請求金額で比較しています(オクトパスエナジー2025年5月請求分・Japan電力2025年4月請求分)
オクトパスエナジー:2264円(55kwh)
Japan電力:2478円(46kwh)
2478円ー2264円=214円
使った電力量が9kwh多いのに214円安くなりました(^^)



使った電力量が同等なら1930円(548円安くなる)だったね
切り替えてからまだ約1か月しか経っていないので これからどうなるかは分からないですが、(割引特典抜きにしても)とりあえず安くなりました(^^)
※割引特典は5回目の請求が終わった6回目以降から適用になるそうです↓
https://octopusenergy.co.jp/enechange-ver19-pcw3-1



1年後は「グリーンオクトパスプラン」に自動移行して、料金が少し高くなる点は注意が必要ですね
それでも大きな値上げ等がなければ、Japan電力よりは安いとは思いますが‥(あと数年は割引特典もあるので)
筆者の場合は、外勤務+1人暮らし月30~60kwh使うので、消費電力が多い夏にどうなるかが楽しみです。
まとめ:解約手数料がないので お試しで契約してみるのもアリ


・世界情勢次第では今後値上げの可能性はある
・プランや電気使用状況によっては割高になる可能性もある
・一人暮らし、月の電力消費が少ない人にオススメ
・割引特典がお得(ただし、6回目の請求金額から適用される)
・電気料金が安くなった
Japan電力が他社より割高になったので、特典を含めたら電気代が かなり安くなりました(^^)
もっと早く乗り換えればよかったと少し後悔してるくらいです。
電気やガス、通信関係などの固定費は1度面倒なことを済ませば、あとは自動で安くなるので早めの行動が吉。
エネチェンジのアフェリエイトリンクです(こちらから契約していただけると筆者に報酬が入りますので、よろしかったらお願いします)↓




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