2024年の冬あたりにプレイしたギャルゲ、メモリーズオフ -Innocent Fille-のファンデスクであるfor Dearestをプレイしたので、その感想を書いていきます。
内容としては一部のキャラを除いて、 -Innocent Fille-本編それぞれのキャラルートのGoodまたはTrueエンドのその後という感じです。
後日談が気になっていたキャラ、 -Innocent Fille-の本編で消えてしまったキャラがファンディスクでは復活しているので楽しみにしていました。
筆者の好み(推しキャラ含む)や主観的な評価中心ですが、レビューしていきます。
・本編とfor Dearestをプレイしてみて好きなキャラ順(攻略不可のキャラあり)
日紫喜瑞羽→神崎美咲・嘉神川ノエル→三城琴莉・三城柚莉→志摩寿奈桜
・個人的に好きな&面白かったシナリオ順
日紫喜瑞羽→嘉神川ノエル→三城柚莉→三城琴莉→志摩寿奈桜
好きなキャラがシナリオの評価に ほぼ直結していますね‥(^^;)
本編よりは大きな事件もないので、どうしてもキャラ萌えするかどうかの評価になってしまいます。
・for Dearestやシステムについて簡単に紹介
・ゲームの総評
・メモリーズオフinnocent fille for Dearestの話の流れをざっくり紹介
・キャラクターや個別ルートのレビュー&感想
※この記事はメモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearestのネタバレを含みます
※ネタバレを見たくない方はブラウザバックお願いします
※この記事は-Innocent Fille- (本編)の内容を知っている体で書いていますので、本編のキャラや細かい内容の説明はありません
※所々、解釈違いや細かい間違いがあるかもしれませんが ご了承ください
※本記事では株式会社MAGES.様から許可をいただいて、ゲームのスクリーンショット画像を掲載しています
本編のレビューはこちら↓

ファンディスクをあまりプレイしたことがない筆者の総合的な評価:70/100点

シナリオ:65/100点
グラフィック(数など含む):90/100点
BGM(歌含む):90/100点
システム:90/100点
バグらしきもの:1つ
筆者の場合、この手のギャルゲー(ノベルゲー)は基本、シナリオ>>>絵・システム>音楽なので、シナリオの点数が低いと総評を低めにせざるを得ません。
筆者はサスペンス好きです。このファンディスクではサスペンス要素が低めだったので この評価になっています。
ファンディスク系はあまりプレイしたことがないので、参考になるかわからないですが‥。
グラフィックレベルはinnocent fille(以下、本編)と同じくらい→デッサン狂いが少々気になる。
ただ本編はCGの枚数が少なかったですが、innocent fille for Dearest(以下、for Dearest)は逆にシナリオのボリュームに対してCGの枚数が多い気がしました。
その点は評価できるかなと思います。
BGMも本編で使われていた曲のアレンジ等が入っていていいなと思いました。本編のBGMも結構お気に入りなので。
※音楽に関しては詳しくないので、詳細なレビューはできませんが普通に良い曲が多いと思います
システムは本編と同じなので特に語ることがありません。
時間制限ありの選択肢直前でもセーブ可能と親切です。
1つ気になったのはバグらしきもの。
筆者はPC版(Steam)でプレイしましたが、1キャラのBESTエンドを見た時点でメニュー画面にギャラリー等が表れました。
その中で、まだ攻略していないキャラをクリックするとCGが全部表示されるという・・(^^;)

意図せず、ネタバレを見てしまいました‥



たしか、本編ではイベントをこなさないとCGが追加されなかったよね?
筆者はCGでのネタバレは特に気になりませんが、気になる人は注意が必要かも?
どのCGがどのイベントなのかが不明なので何ともいえませんが(この記事執筆時点では選択肢をフルコンプしてないので)、ベストエンドを見た時点で、そのキャラのまだ見ていないCGが追加されている可能性もありますね。
これはバグなんでしょうかね?
-Innocent Fille- for Dearestは、ざっくりどんな話か?


三城琴莉ルート以外は本編のGoodやTrueエンドの後日談といった感じです。
つまり本編ほどの大事件が起こることなく、結ばれたキャラとイチャイチャする話。
※ただし小さな事件は起こります
誰のルートに入るかは最初にプレイヤーが決めることができます(上記の画像参照)。
ルートに入ってから好感度や選択肢によってバッド・ノーマル・ベストエンドが決まります。
BADはギャグ調のもの~少し重めなものまでありますが、本編のようにヒロインが死亡・意識不明の重体や精神崩壊等にはなりません(琴莉のBADの一部に重い話が少しある程度)。
なので、心臓の弱い方でも大丈夫でしょう。たぶん。
くわしい感想は後述しますが、ざっくり各ルートの内容はこんな感じ↓
ノエル:北海道に戻ってしまった主人公の元へ向かった後日談
柚莉:主人公や家庭・家族(主に母親)のことを含めて将来のことを考える話
琴莉:主人公と琴莉が記憶喪失になってしまう、柚莉の存在も完全に消えてしまう話
寿奈桜:主人公と恋人同士になっても仲があまり進展しないので焦りだす2人の話
瑞羽:主人公と一緒に北海道に戻り、将来のことを考える話(真相ルートの謎が解明される話がある)
個別ルートをクリアした感想


攻略した順番から感想を書いていきます。
キャラを攻略した順番は‥
琴莉→寿奈桜→柚莉→瑞羽→ノエル
気になるルートからはじめて、好きなキャラは後にとっておこうと思いました。
以降の筆者の感想は推しキャラ順に長いですが、ご了承ください(^^;)推し贔屓は避けられないので。
三城琴莉(みき ことり)ルート~1番気になった話


※琴莉は特殊な存在で、柚莉の別人格です(他のルートにも琴莉という単語を出しますが、このルートで使う琴莉は「柚莉の別人格の琴莉」ということにしてください)
本編のグッドエンドでは、琴莉オンリーのグッドエンドはない。
・主人公と柚莉と琴莉で仲良く過ごす3人エンド+リーチもその中に加わる
・琴莉の人格が消えて、柚莉の人格と一つに統合するエンド
・・この2つのグッドエンドのみです。
物語の序盤から中盤にかけて分かってくるのですが、本編の柚莉・琴莉ルートで琴莉が海に身を投げようとする展開があります。主人公も一緒に死んでくれと。
本編では柚莉を選ぶことでグッドエンドに行けますが、for Dearestの琴莉ルートは主人公と琴莉の二人で海に身を投げた後の話のようです(身を投げようとした琴莉を止めようとして主人公も落下した?)。
そして、ある一部の記憶だけを持って二人一緒に記憶喪失になったと。
DID(解離性同一性障害、昔の多重人格障害)を患っていた柚莉、その主治医であった秋村先生が主人公と琴莉を診てくれていて、周囲の協力を得ながら記憶を取り戻していく話です。
その中で、本当に記憶を取り戻すのが正解なのかどうか、二人は葛藤しつづけます。
突然記憶を取り戻すことで二人に強いショックを与えたくないという方針から、秋村先生は自宅兼サナトリウムとなっている病室(?)に主人公と琴莉を入院させます。
おそらく、秋村クリニックに入院している柚莉と莉一の母親(DVのトラウマで精神に問題をきたしている)に接触させないためでもあるかと思います。
※サナトリウム・・長期的な療養(結核等)を必要とする人のための療養所だそうです(Wikiより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
秋村先生の治療方針で、病室で2人を過ごさせる→友人や家族と面会→外出(院外に出る)→学校に通う→海に行く→事故が起きた現場(海)に行く・・という流れです。
※最後の事故現場の海に行く・・は秋村先生に黙って主人公が独断で行きますが
琴莉ルートでは、
・琴莉の初期の状態→日常生活に必要な記憶は問題ない、ほかは自分の名前・主人公のことが好きという記憶のみ持っている
・主人公の初期の状態→日常生活に必要な記憶は問題ない(趣味である読書をしているので)、人の顔と名前を忘れている
・・このような状態からスタートします。こまかい過程は感想で述べます。
エンディングについて、
BESTエンド:記憶を取り戻した主人公が北海道に戻り、琴莉も一緒に北海道について行って2人は結ばれる(柚莉は完全に消えたっぽい?)
BADエンド①:主人公が記憶を取り戻したいと強く願って、ショック状態(倒れてしまう?)になる琴莉
BADエンド②:記憶を取り戻した主人公が琴莉を連れて逃げる→BAD??
・・琴莉は本編で不遇はキャラだったためか琴莉だけエンディングが3つも用意されています。
琴莉ルートの感想


筆者の感想としては琴莉というキャラは好きなんですが、個人的には ちょっと後味の悪い話だなと思いました。琴莉に軽くマインドコントロールされているような気分になるし。
柚莉が納得した上で消えてしまったのならまだしも、特にお互いの対話などもなく柚莉が完全に消えてしまってる(たしか柚莉が背中を押してくれた気がした・・みたいな描写はあったと思いますが)。
この先、柚莉の人格が完全に現れないとも言えないですがね→その時はどうするんでしょうかね?
あと、for Dearestでは記憶喪失の影響からか琴莉の性格が本編とは少し違うようです。
※一応、肉体的には17歳ですが、本編と同じく精神面が若干幼いという描写はあります
一人称が「琴莉」→「私」だったり、主人公に近づく女性キャラに嫉妬むき出しになることもない。
お見舞いに来た寿奈桜やノエルちゃんに友好的だったこと。若干、ノエルちゃんは主人公に未練があるような描写もあるが‥。
しかし、琴莉の立ち絵をみてると本編真相ルートでみた狂気(キリの話だが)を彷彿させて、ちょっとビビる(^^;)
主人公や琴莉のお互いの呼び方が変わることにも驚いた。
・累(かさね)ちゃん→ルイちゃん
・琴莉→琴莉ちゃん
前者は日紫喜さんルートと被るから変えた感じなんでしょうかね?
秋村先生は主人公と琴莉の病室を離そうとしますが(一応、高校生の男女なので)、琴莉がパニックを起こすということで2人は同室に入院という形です。
序盤では主人公は頭に軽いケガを負っていて、琴莉は脚を捻挫している。
筆者は琴莉のビジュアルがお気に入りなので、CGはどれも可愛いと思いました(^^)
主人公や琴莉(柚莉)のまわりの人たちは主人公たちに記憶を取り戻してほしいと願っていますが、主人公はともかく、琴莉は記憶を取り戻すことに若干否定派という感じです。
琴莉は いま主人公といて幸せに過ごせているのに記憶を取り戻して、この幸せがなくなってしまうのではないかと考えている。
本編での話を知っているプレイヤー視点だと記憶を取り戻すことで起きること(柚莉の人格と統合する≒琴莉が消える?)は何となく予測できますが、主人公と琴莉視点なら記憶を取り戻すことと、二人が一緒にいることは本来両立するはず。
現に主人公も「記憶が戻っても一緒にいられる」と何度も琴莉に言っています。
しかし、琴莉の予測(?)は的を射ていますね。
本来は柚莉が主人格で琴莉は消えなくてはならない存在なので。莉一が1番それを願っているし。
本編での琴莉は主人公とずっと一緒にいることを望んでいた・・本能的にわかっている感じなんでしょうかね?



ゲームプレイ中、じつは琴莉の記憶だけ(完全ではないにしろ)戻ってるのではないか?と何度も疑っていましたね
完全に筆者の好き嫌いですが‥
琴莉は記憶に関して迷ってる主人公にも「別にいま2人でいて幸せだから記憶を取り戻さなくていいんじゃないか?」ということをやんわりと言いつづけます。
事実、序盤の方で主人公が記憶を取り戻したいと強く願う選択肢を選ぶと、琴莉が倒れて即BADエンドになるし。
このあたりが筆者は苦手でしたね‥(^^;)前の方でも書いていますが、マインドコントロールされているみたいで。
琴莉の幼さ・主人格じゃない立場の弱さから来ているのかもしれないですが。



ほかのキャラと比較するも酷な話だけど、精神的に大人な日紫喜さんとかノエルちゃんなら主人公の選んだことを応援してくれると思うし
ノエルちゃんたち、生徒会長の相葉さん、信などは記憶が急に戻らないように配慮しますが、柚莉を溺愛している兄の莉一だけは主人公たちに記憶を取り戻してほしいと強く願っているので不穏な行動を取りつづけます。
大体の場合、琴莉は莉一を拒絶。のちに主人公とも少し言い合いに発展していますが。



莉一の焦りもわかるけど、真相ルートの莉一を見てると何かやらかさないかハラハラしていました



生徒会長の相葉さんは本編では柚莉の病気のことを知らなかったので「柚莉クン」と呼んでいたけど、記憶喪失になった琴莉との面会では「三城さん」と呼んでいた描写もいいね、会長はできる人間
琴莉と一緒のベッドで寝る、一緒に入浴するというサービスシーンがありますが、これは他のキャラと結構共通です。
むしろ琴莉と寿奈桜ルートはエロさは控えめじゃないかと思いました。他のキャラルートと違って一線を越えた(?)ような描写もないですし。
1つツッコミを入れたいのが琴莉のベッドで一緒に寝るシーンで「忘れられない夜にしてあげる」みたいに琴莉に言われますが、琴莉はそんなこと言わなくね?と。
どちらかというと、ノエルちゃんあたりが言いそうなセリフだと感じました。
※記憶喪失になったことで、本編の琴莉と性格が微妙に違うということを考慮しても・・



キャラクターの一貫性に違和感が出るとシナリオが頭に入って来なくなるので、ライターさんには頑張っていただきたい
ルートを進めていくと、治療の一環として外出する機会があります。
最初の外出は秋村先生同行のもと、主人公と琴莉はYuKuRu(信が店長を務める喫茶店)に行くことになる。
筆者は日紫喜さんに会えるワクワク感と、どんな反応するのか気になりました。
日紫喜さんは主人公たちの事情を知っているので特に大きな反応を見せなかったですが、1点だけ印象に残っているシーンがありました(終盤でも日紫喜さんは活躍するのですが、それは後述)。
記憶喪失になってから初めて対面したとき、主人公は日紫喜さんのことを覚えてないという。
その時に日紫喜さんが一瞬、悲しそうな表情を見せるシーンがあります。
日紫喜さん=本物の琴莉なので、火事での記憶で自分を忘れて、その後に(素性は偽っていますが)再会した記憶も忘れてしまっている・・これは主人公を大切に思っている日紫喜さんにとっては結構ショックですよね。
主人公のことを思って行動できるし、柚莉や琴莉・寿奈桜のように狂わないし、日紫喜さんとノエルちゃんはホントに大人でよき(^^)さすが筆者の推し



琴莉は特殊な存在だから別として‥ノエルちゃんと日紫喜さんは自分の気持ちに嘘つかないからね



日紫喜さんの前で「琴莉ちゃん」呼びが真相を知っている身としては中々キツイ‥日紫喜さん大丈夫かな?
主人公は記憶を取り戻す最後の手段として、事故にあった現場の海に行こうと秋村先生に相談しますが、まだ早いとして断られます。
どうしても確かめたい主人公は事故にあった場所で自分たちを最初に発見してくれた信の元(YuKuRu)へ話を聞きに行きますが そのとき信は不在。
かわりにYuKuRuにいた日紫喜さんが主人公を事故の現場に案内してくれます。
※本編をプレイしていれば日紫喜さんが、事故のことや琴莉の事情に詳しい理由は分かると思います


日紫喜さん推しとしては、ここでもキツイシーンの連発です。
日紫喜さんと主人公は事故があった現場に訪れますが、主人公はやっぱり何も思い出せない。
やがて、「記憶を取り戻さなくていい」と主人公は日紫喜さんに告げる。
「なぜ?」と日紫喜さんは主人公に聞きますが、半分は自分のためで、半分は「琴莉ちゃん」のためと答えます。
日紫喜さんは顔を背けて涙ぐんだ様子でしたが、これは「本物の琴莉」である自分にも言われているように感じられたからでしょうかね。



日紫喜さん推しとしては やっぱり日紫喜さんと結ばれて欲しいですが個別ルートがあるので、それは後ほどですね
その後、(記憶を失ってからは)初めて主人公は琴莉に告白されますが、告白されたことで主人公の記憶が戻ります。本編で記憶を失う前にも告白のようなことをされていたので。
そこで主人公は柚莉のことも含めて真実を琴莉に話して、琴莉が失踪します。
その琴莉を日紫喜さんが見つけてくれて、日紫喜さんが琴莉の話を聞いて助言。のちに主人公と琴莉は結ばれるという流れです。
直接的な描写はないので おそらくですが、日紫喜さんが琴莉にした助言はこんな感じ。
今までの琴莉(柚莉が生み出した琴莉)じゃなくて、新しく生まれ変わった琴莉の記憶(記憶喪失になってからの記憶)と今の琴莉を主人公に見てもらえと。
日紫喜さんが「自分だからできる助言」だと、信たちに話しているシーンに涙(T_T)
※ちなみに上記の箇所は文章ウインドウの名前が「日紫喜」から「瑞羽」になっていた、細かい



日紫喜さんも琴莉→瑞羽と生まれ変わってるからね‥
最後は日紫喜さんふくめて、みんなにお礼を行って主人公と琴莉は北海道に帰ります。
その後、琴莉は主人公と同じ学校に通うようになる。
前の方でも書いていますが、この流れで柚莉が1回も登場しないのはなぁ‥という印象でした。
個人的には、ちょっと後味の悪い終わり方&日紫喜さんを益々推したくなる話でした。
全然関係ないですが、EDみて希莉の声って琴莉の声優さんが担当していたんだと知りました(たぶん、本編EDにも書かれていたが見落としていた)。
琴莉と希莉の声って全然違うし、琴莉の声優さん(本渡楓さん)って凄い名演していたんだなぁと改めて思いました。ちなみに本編でノエルちゃんの声優さんは猫の声、寿奈桜の声優さんは犬の声もやっています。
プロ声優さんの演じ分けは相変わらず すごい!(^^)
志摩寿奈桜(しま すなお)ルート~主人公をかけてバトったノエルちゃんと、その後どうなったのか?


本編では親友のノエルちゃんと主人公をかけて争っていましたが、その後どうなったのか気になる所です。
for Dearestの寿奈桜ルートのざっくりした内容は、
・仲が進展しない主人公と寿奈桜はお互い焦り始める
・寿奈桜の両親や寿奈桜の親友の神崎さん、莉一の助けを借りて主人公と寿奈桜は関係を進展させていく
・寿奈桜の両親と寿奈桜と主人公は温泉旅行へ行く
・その後、二人は結婚する
・・という流れです。
もどかしさとか甘酸っぱさみたいなのを感じる点は柚莉アフターに似ているかもしれません。
柚莉アフターでは幼馴染の付き合いはじめの初々しさのような感じで、寿奈桜はギャルっぽい見た目で、中身は純情というギャップストーリー(?)が特徴の話。
寿奈桜のエンディングは、
・二人が結婚するBESTエンド
・主人公が身体目当て(?)でギャグっぽく終わるBADエンド
・・BADエンドは本編よりは穏やかです。
本編のBADエンドは寿奈桜が若干壊れ気味になるエンディングでしたからね。神崎さんは可愛かったけど。
寿奈桜ルートの感想


寿奈桜ルートはシリアスがほぼなく、ちょいちょいギャグ調のエロネタが多いなぁという印象でした。
BADエンドもシリアスなものではないですし。
神崎さん・莉一・寿奈桜の母親が(もしもの時のために?)主人公に1箱ずつアレを手渡していたシーンには笑った。
とくに神崎さんは親友である寿奈桜に「無責任なことをしたら許さない」という理由らしい。
寿奈桜の両親は娘が主人公と交際することに賛成しているので、終始平和です。
主人公はいずれ北海道に帰らなくてはならないのですが、特別模試で上位の成績を取れば湘南海陵に少し長くいられるので、模試の勉強をがんばり、日紫喜さんと同順1位を取ります。
柚莉アフターでは2位だった気がするので すごいですね。日紫喜さんも。
全然関係ない余談ですが、神主である寿奈桜の父親が祝詞(のりと)を読み上げるシーンが印象に残っています。
SNOWというゲームでも主人公が祝詞を読み上げるシーンがあるのですが(SNOWでは主人公が祝詞の漢字が読めなくて間違えまくる)、祝詞の内容ってまったく同じなの?と。
※調べてみると色んな祝詞のパターンがあるようですが、同じ文章が出てきたのでビックリしました
じつは寿奈桜ルートで筆者のフィーリングが合わないせいか、選択肢を間違えまくっていました(^^;)
一応、初見で攻略サイトなしでもBESTエンドには行けましたが、好感度ギリギリだったんじゃないでしょうか。
※BADエンド目指して攻略サイトをみたときに、選択肢を間違えまくっていたことを知る



わりとギャグ調のエロ(?)選択肢が多いので、あえて紳士的な選択肢を選んでいたが‥



紳士的という言葉もオタク用語的には「変態」という意味だから言葉の使い方が難しいな‥
このルートではノエルちゃんも頻繁に出てくるのかと戦々恐々でしたが、ちょこ(LINEみたいなもの)で少しやり取りして、ラストに少し出てくるくらいでした。
まぁ、そりゃそうかと。日紫喜さんルートではガッツリとノエルちゃんが出てくるから筆者は心臓が痛くなりました(詳しくは日紫喜さんルートの感想時にします)
温泉旅行ではメモオフ1のサブヒロイン「音羽かおる」が出て来てテンションがあがりました。
ゆかりん(田村ゆかりさん)ボイスだ!と。本編でも出てきましたが双海詩音もかおると一緒に出てきます。
どうやら、かおるはフリーのカメラマンをしていて、温泉旅館の特集としてカップルを撮影しているらしい。詩音は、かおるの助手的な立ち位置。
かおるは、主人公と寿奈桜に撮影させてくれと頼む流れです(本当は信が絡んでいるんですが、その部分は割愛)。
じつは神崎さんの別荘が温泉旅館の近くにあるとかで、神崎さんにも監視されている主人公と寿奈桜。
温泉といえば、主人公とヒロインが一緒に入浴するシーンが必ずありますが、今回も例にもれず、主人公と寿奈桜は一緒に温泉に入ります。そういえば、普通の大浴場も入れていいなら全キャラ、主人公と一緒に入浴するシーンがありますね。
寿奈桜ルートの背中合わせの入浴とか、かなりホワイトアルバム2を意識していますね。


神崎さんは「主人公は自分のことを苦手そう」と言っていましたが、さすがに鋭い(^^;)
あと、寿奈桜のコスプレが巫女服にキツネ耳と属性モリモリでした。
BADエンドの終わりの方で、寿奈桜は主人公に「身体目当てでもいい・・」とか言っていますが、そんなことをしたら神崎さんに殺されないか?
ともあれ、ギャグ+ちょいエロネタ中心で終始平和、日紫喜さん・柚莉・ノエルちゃんルートに比べたらエロさは控えめという感じでした。
エロネタ多いけど、エロさ控えめって どういうことですかね?(笑)
三城柚莉(みき ゆずり)ルート~家族愛と莉一の心情が気になる話


柚莉ルートの話としては、
・エンディングはBESTエンドのみ(BADやノーマルエンドがない)
・主人公は完全に湘南海陵に転校する
・柚莉、主人公、莉一は自分の将来について考え始める
・DVの影響で精神疾患を患っている柚莉と莉一の母親のことも含めて
・柚莉、主人公、莉一は将来の目標を見つける
・柚莉、主人公、莉一、相葉さんで温泉旅行へ行く
・その後、主人公と柚莉は結婚して子供が生まれる(男女双子か女の子のパターン)
・柚莉と莉一の母親の容態も大分よくなり、主人公と柚莉の子供(柚莉と莉一の母親にとっての孫)に会う
こんな感じですね。
柚莉アフターやfor Dearest柚莉ルートの最初の方で柚莉の別人格の琴莉とは完全に決別している(統合している?)という描写があったので、こちらは琴莉が一切出てこないことに個人的には納得しています。
あと途中で主人公が卒業アルバム制作の実行委員長に選ばれて、トラブルがあったりもしますが、詳しくは感想の中で書いていきます。
声優さんの演技力やライターの文章力、絵師の力もあると思いますが、このルートはエロさが前2つのルートより高い気がしました。
柚莉のエンディングはBESTエンドのみです。
・生まれてくる二人の子供が男女の双子
・生まれてくる子供が女の子1人
・・の2つ。
柚莉ルートの感想


柚莉アフターと同じく、ひたすらイチャイチャしている柚莉と主人公。
柚莉の性格が若干めんどくさい系になっているような気もしましたが‥(^^;)
柚莉ルートでは莉一がよく出てきます。
本編では茶菓月先生と莉一の掛け合いが多かったのですが、このfor Dearestでは名前だけで ほぼ茶菓月先生は出てきません(大人の事情?)。
なので茶菓月先生ポジションには生徒会長の相葉さんが代わりに入っています。
のちに相葉さんと莉一の二人はいい感じになっているのだとか。
ちょっと疑問だったのは「柚莉アフター」と「for Dearest柚莉ルート」の世界線。
たしか柚莉アフターでは特別模試で2位だった主人公、for Dearest柚莉ルートでは日紫喜さんと同順1位となっています。
日紫喜さんがYuKuRuのバイトを辞めた理由が主人公と同順だったのが悔しかったからだと判明します(建て前で言っているのかもしれませんが‥)。そして勉強に集中するとのこと。
のちに柚莉が代わりにYuKuRuでバイトを始める。



柚莉アフターと世界線が違うのでしょうかね?
それとも、ただのライターのミスでしょうかね?
無理やり辻褄を合わせた?



いやでも、莉一が琴莉を好きだったことを主人公は知っているわけだし、柚莉アフターと同じ世界線という説の方が濃厚だよね
柚莉は自身で じっとしているのが苦手だと言う描写がたくさんありましたが、発達障害であるADHD気質もある感じなんでしょうかね?DIDやら火事の時のトラウマ(PTSD)やら色々と抱えてて大変そう。


あと莉一の様子がおかしくなるシーンが印象的でした。真相ルートのこともありますし‥(^^;)
未来を見据えてドンドン先に進んでいく主人公と柚莉(実際には やりたいことを見つけるために色々と挑戦している最中のようですが‥)、莉一は自分は琴莉に囚われていて立ち止まったままだと内心焦りだす。
そこで莉一は気になっていた娘(神崎さん)に告白して振られます。
おそらく神崎さんは鋭いので、莉一が「何かに」焦って自分に告白してきたことに気づいている気がします。だから振った。
※ちなみに莉一はイケメン設定なので、今までモテていたし、誰かに告白されても誰とも付き合わなかったという過去がある
その後、莉一は自分が本当にやりたいことを見つけます。
それは柚莉と主人公が結婚して、莉一・柚莉・莉一と柚莉の母親・主人公で「本当の家族」になるという夢。
そのために莉一は自分が母親の面倒の一切を引き受けるから柚莉に自由になって欲しいという。
同時に莉一は皆(柚莉・主人公・柚莉と莉一の母親)の前で、主人公と柚莉が結婚して、本当の家族になって欲しいと告げる。



このルートの莉一は本当にイイ奴だね、所々B〇っぽさはあったけど



日紫喜さんルートで明かされていますが、莉一も石倉さんの火事の現場で恐ろしくなって逃げだしてるし、柚莉と同じく若干PTSDを患ってる可能性が高いですしね
まぁだからといって、本編真相ルートで主人公や日紫喜さんにしたことが許される訳でもないですが‥(^^;)
主人公が請け負っていた卒業アルバムの制作で「これで大丈夫、もうやることがない」みたいな目処がついた描写がありました→これは完全にトラブルが起きるフラグ・・。
予想通り、印刷所のミスで期日までにアルバムが出来上がらないことが発覚します。
主人公は倒れそうになるくらい落ち込みますが、生徒会長の相葉さんが色んな印刷所に掛けあって結果は数日待ちという状態。
卒業アルバムに関しては我々にできることは これ以上ないという事になって、莉一・相葉さん・柚莉・主人公で温泉旅館に行こうという話になります(温泉旅館は寿奈桜ルートで出てきた所です)。
主人公は最初は断ろうとしますが、これ以上できることがないという事を再度いわれて落ち込んだ気持ちのまま温泉へ。



相葉さんの私服初めてみたけど、カラビナみたいのなんぞw
たぶん、旅館の部屋って2部屋しか取ってなさそうだから、三城兄妹が相部屋なら主人公が相葉さんと同じ部屋になるけど、それはいいのか柚莉?‥と思ったら男女分けで落ち着いたようですね。
柚莉ルートでは主人公と柚莉の入浴シーンはもちろんありますが、女同士と男同士の入浴シーンもあります。
内容はご想像にお任せしますが、相葉さんも柚莉と似たようなスタイルだと思いますけど‥(^^;)
なんとなくは予感していましたが、この後、空気を読んだ莉一と相葉さんは2人して どこかへ消えて部屋には主人公と柚莉の2人きり。一線を越えたらしきシーンが入ります。
しかも柚莉の方から押し倒すようなシチュエーションです。落ち込んでる主人公を慰めたいとか言ってるし。
声優さんの演技力が高いので、とてもアレです(別名義でエロゲの声優も務めている方らしい)。
CERO:C(15歳以上)でコレはいいのか??というレベル。



お約束だけど、莉一や相葉さんがいつ戻ってくるかもわからない状況で ようやるなぁとプレイヤーとしてはツッコミつつ・・
まぁ結局、相葉さんと莉一は明け方まで戻ってきませんでしたが、二人にはバレバレですよね。
もう1つ気になったシーンが主人公が倒れそうなくらい落ち込んでいた理由が発覚するシーン。
・・といってもハッキリとしたことが書かれていなかったので、筆者の推測ですが。
主人公が責任者となって制作した卒業アルバムの件が失敗しそうになって、過去に失敗した記憶がよみがえったとのこと。
この過去の失敗とは「琴莉を助けられなかったこと」ですかね?
プレイヤーが見える範囲での主人公がショックを受けるレベルでの失敗(?)といったら、それくらいしか思い浮かばないので。



そもそも、琴莉を助けられなかったことを「失敗」と言っていいのかも微妙な所ですが‥
なんやかんやで相葉さんが問い合わせた印刷所で卒業アルバムの件は間に合う話になり、4人は無事卒業式を迎えて、めでたしめでたしとなりました。
ちなみにその後、主人公と柚莉は湘南海陵付属の大学に進学します。
卒業式が終わって帰るときに校門の前で柚莉と主人公が会話して、抱き合うCGが入るんですが「ん?なんか見たことあるぞ?」と思ったら、2ndのほたる&健のラストのCGと同じだ!とテンションが上がりました(^^)
イベントCGとか結構覚えてるものですね(2ndをプレイしたの確か20年近く前なんですが)。
さらにその数年後、柚莉と主人公の間に男女の双子(過去の選択肢によっては女の子のみ)が誕生します。
柚莉と莉一の母親も外出できるまで回復し、YuKuRuで二人の子供を柚莉と莉一の母親に抱かせます。
双子ルートの場合は男の子が怜莉(れいり)、女の子が彗莉(さとり)という名前だそうです。
柚莉と莉一の母親は二人の子(柚莉と莉一の母親から見たら孫)をしっかり抱き、二人の子供の名前を呼びます。その姿に涙を流す柚莉。
柚莉・主人公・双子の子・莉一・柚莉と莉一の母親は本当の家族になった・・という所で終わりです。
数年後に「大学のレポートが~」という描写から柚莉と主人公は学生結婚&出産したことがうかがえます。



男女の双子とか「推しの子」みたいだね



ところで生まれた双子の名前の由来って、なんでしょうかね?
特に説明がなかったので
「莉」は柚莉たちから取っているのはわかるけど(ゲーム内でも説明があった)、「怜」と「彗」は どこから来たんでしょうか?
主人公の名前(楠瀬累)とも関係がなさそうですし。
莉一(いち)→怜(れい?)なら何となくわかりますが、柚(ゆず)→彗(さと、すい?)は筆者の頭では予想がつきません(^^;)
ちょっと思いついたのは、琴莉の「琴」に似てるから?‥でも柚莉と莉一の母親に琴莉のことを連想させるのはマズい気がしますし、謎です。
柚莉ルートだけはBESTエンドしかないのも納得です。
ここでBADエンドとかノーマルエンド入れるのは空気が読めないとなりそうだし‥(^^;)
日紫喜瑞羽(ひむらき みずは)ルート~真相ルートで謎だった部分やその後が明らかになる話


日紫喜さんルートのざっくりした流れ↓
・真相ルートでノエルちゃんを捨てた後の話
・日紫喜さんは林女を退学して主人公の元へ(北海道)行く
・主人公と日紫喜さんは主人公の祖父の元へ訪れる
・その後、主人公と日紫喜さんはイチャイチャしながら過ごす
・しばらくして希莉が目を覚まし、主人公と日紫喜さんは秋村先生の元へ訪れる
・ノエルちゃん含めてYuKuRuのメンバーと再会
・秋村先生や希莉と話をする
・柚莉の人格が戻り、日紫喜さん≒琴莉と再会する
・日紫喜さんは相葉さん、ノエルちゃんたちに説得されて林女に戻る
・何年か後に主人公と日紫喜さんは結婚し、子供が生まれる(ベストエンドのみ)
・旭川の実家へ行き、日紫喜さんの親族や莉一・柚莉たちと会う(ベストエンドのみ)
筆者が日紫喜さん推しなのもあって基本的には1番好きなルートでしたが、不満点や疑問もいくつかあるので感想で書いていきます。
このルートも結構エロさ高めですね。
日紫喜さんの性格が変わりすぎでしょ・・(^^;)
日紫喜さんルートは、BESTエンドとノーマルエンドがあります。
・BESTエンドは主人公と結婚して、子供が生まれ、旭川でみんなと再会する話
・ノーマルエンドは卒業した日紫喜さんを迎えに行く所で終わる
日紫喜さんルートの感想


覚悟はしていましたが、真相ルートのノエルちゃんを捨てた後の話です。
本編レビュー記事でも書きましたが、ノエルちゃんも結構好きな筆者にとってはキツいルートでした(^^;)
個人的なワガママをいえば、日紫喜さんとノエルちゃん2人エンドからの分岐の方がよかったかな。
片方を裏切った後の話だと鬱ストーリーは避けられないし(しかし、日紫喜さんルートは途中までノエルちゃんの話題を意図的に封印しているような描写が多いです)。
開始早々、主人公と日紫喜さんの温泉入浴シーン(サービスシーン)から入ります。ポニーテールかわいい。
日紫喜さんは かなりグイグイ来ます。素性を偽っていた反動からでしょうか?
日紫喜さんが「自分は主人公に命を救われたから、自分の命は主人公のもの」というような発言をします。
依存っぽくも見えますが、日紫喜さんはヤ〇ザ家系ですし、ヤ〇ザ特有のケジメ?みたいなものでしょうかね。
なにより日紫喜さんは精神的にも大人なので、依存はなさそうですが。
その後に、主人公の祖父に2人で会いに行きます。
日紫喜さんは7年前、まだ琴莉だったときに主人公の祖父に救われたという理由から、お礼をしに行く。
名前が変わったことで、主人公のようなイジメや偏見の目で見られることもなく、穏やかに過ごせたと。
主人公の祖父は琴莉が父親を刺したと思っていたが、それは誤解だったという話(事実確認?)をしました。
数日間、主人公の祖父の家に2人で泊まり、その後 主人公が住む札幌へ2人で戻る。
主人公と日紫喜さんは温泉のときから当たり前のように同室で寝てるんですが、このときの日紫喜さんの発言が少し気になりました。
状況としては 寝たふりしてる主人公に日紫喜さんが一方的に話かけてるんですが、「恋の1つや2つしてた?どんな娘が好きだった?」「累ちゃん(主人公)はカッコいいから、告白されてた?」というような部分。
本編真相ルートでノエルちゃんと主人公が付き合っていた(付き合いかけていた?)ことを日紫喜さんは知っているわけですし、それ言ったらアカンやろと。
この部分はライターのミスですかね?それとも頭お花畑状態で日紫喜さんが浮かれまくってるから?無意識にノエルちゃんのことを忘れようとしている?



キャラ設定的にも後者は考えづらいですが‥



ほかには、日紫喜さんが正体明かさなかったら主人公の祖父の元に訪れることもなかったのかな?とかも疑問に思ったね
あとはウェディングドレスをみて、日紫喜さんが羨ましがる描写ですね。
子供のころから お嫁さんになるのが夢だったと。
おそらく、ここは伏線だと予想できます(実際にそうなった)。
個人的には、日紫喜さんほどの優秀な人をお嫁さんだけにしておくのは もったいない気もしますが‥(^^;)
日紫喜さんなら奥さん&母親やりながら管理職や経営も可能だとは思いますが、主人公も優秀なので いわゆるパワーカップルというやつですね。
あと「消防の方から来ました」と日紫喜さんが冗談っぽくいうシーンがありますが、消防≒火消し≒ヤ〇ザという意味でしょうか?火消しってヤ〇ザって意味ではなかったような‥。
日紫喜さんは本編でも旭川の実家には自分の居場所がない、自分には主人公しかいないみたいなことを言っています。
しかし実際には日紫喜さんを「お嬢」と呼ぶヤ〇ザのおじさんたち、個人的に家庭教師をしてくれた女性、鹿能咲さんなど日紫喜さんを慕ってくれてる人はいっぱいいるようです。
鹿能咲さんの場合は日紫喜さんにラブ状態らしい。なので主人公にも当たりがキツい。
日紫喜さんは女性にもモテそうですしね(^^)



居場所がない→本人が気づいてないだけってパターンもあるよね



全然関係ないけど、ホワイトアルバム2のかずさも同じこと言っていましたね
母親は娘のことを「自分の最高傑作を愛してくれてありがとう」みたいに言うくらい娘を大切に思っていたのに
とくに日紫喜さんルートはホワイトアルバム2のかずさと見た目も流れも ちょっと似ていたので、筆者的には結構重なりましたね。
それにしても、大勢の人の前でのキスするシーンが他のキャラに比べて多い気がする。
日紫喜さん、寂しがり屋→甘えん坊にレベルアップしたのかな?
あと、大通り公園や雪まつりの背景が出てきて、筆者の地元だと少しテンションが上がりました。
あと、「姉妹」というワードが出てきたので、コレも多分、柚莉との再会フラグだなと(実際に後に琴莉として再会します)。
主人公と日紫喜さん2人が穏やかに過ごす中で、印象に残ってるシーンがあります。
三角関係ものの恋愛ドラマをみて、日紫喜さんが考え込む場面。
ノエルちゃんなら主人公を幸せにできると思ったこと、最初は応援していたノエルちゃんを裏切ってしまったことなどを主人公に告白します。



そこに触れてくれてよかった
ずっと頭お花畑状態はプレイヤーもキツイからね
この場合、日紫喜さんだけじゃなく主人公も悪いんですけどね‥(^^;)



ここもホワイトアルバム2の「かずさルート」を連想させますね
かずさルートも全てを捨てて、主人公と遠くへ行くエンディングでしたし
ホワイトアルバム2(PS3版)↓
話はかわり、日紫喜さんのシャワーシーン(サービスカット)が入りますが、ここの独白も伏線になりそうですね。
主人公は将来、警官になる予定でいること、真方(ヤ〇ザ家系)と関わりを持つと主人公の将来に不利に働くかもしれないことなどを日紫喜さんは考えます。
日紫喜さんの将来の夢、主人公のお嫁さんになることは叶わないかもしれないと。
主人公の邪魔になりたくない=主人公の元から去る?‥という流れもありうるのかなぁという伏線。
ネタバレすると、主人公は進路を変えるので問題ないという話になります。
ここまで主人公の幸せを考えてる日紫喜さんに、本編のあのシーンは残酷だったんだなぁと今更ながら思いました。
本編BADエンドでノエルちゃんがキリに刺されて死亡(?)、それを見た主人公が自殺(?)する展開があります。
しかも、主人公が自殺しようとする場面を主人公の幸せを第一に考えている日紫喜さんに目撃させるという残酷さよ‥。日紫喜さん一生、自分を責めそう。
その後、主人公と日紫喜さんはプールや雪まつりデートを楽しみます。
プールデートも雪まつりデートも大胆な日紫喜さんが見れて、日紫喜さん推しの方々は大歓喜だったんじゃないでしょうか。筆者は大歓喜でした。
日紫喜さんは中学のとき(名前が変わって過ごしていたとき)お転婆で よくからかわれていたと言っていますが、日紫喜さんなら得意の武術で からかった相手を叩きのめしそうな気がしますがね‥(^^;)
あと、他の方のレビューでfor Dearestの主人公が気持ち悪いと言われていた理由が なんとなくわかる気がする。
自分の気持ちを相手に正直に伝えるのはいいのですが、聞いてるこっち(プレイヤー)が恥ずかしくなるようなセリフのオンパレードでした。本編では聡明で洞察力に優れてて大活躍していましたがね(^^;)主人公。
あと、柚莉ルートでもそうでしたが声優さんの演技力が高いおかげで、キスの吐息音がエロい。
筆者はエロゲをプレイさせられているのかと。
数日前から、秋村メンタルクリニックのオーナー代理である日紫喜さんに秋村先生から連絡が入っていました。
希莉が目を覚ましたので会ってほしいとのこと。
ちなみに希莉は(琴莉・柚莉・キリのどの人格でもない)一部の記憶だけが欠けた4番目の新しい人格なのだとか。なので一部の記憶を除き、すべての記憶を持っているそうです。
日紫喜さんは一度は捨てた街に再度戻ることに躊躇しますが、主人公と日紫喜さん2人一緒に秋村先生の元に行く決意をする。途中YuKuRuにも顔を出す。
本編での日紫喜さんは制服以外は、薄いピンクやら黄色やら色んなカラーの服でした。
for Dearestでの日紫喜さんの部屋着や私服、水着など色々と見れますが、カラーに必ず「紫」が入ってる。名前にも紫が入っているからでしょうか?



主人公は莉一に会いたいとかいってるけど、さすがに日紫喜さんも一緒じゃないよね?
少なくとも日紫喜さんは まだ会いたくないと思うけど、自分のことを襲おうとした相手だし
秋村先生の所に行く時間までには余裕があるということになって、芦鹿島に2人で行きます。
ノエルちゃんや柚莉の別人格の琴莉とも一緒に行ったからという理由で。
食いしん坊なところとか、さすが柚莉と姉妹って感じですね(血のつながりはないけど)。
その中で日紫喜さんは「自分の心の管理ができる」と主人公に思われていますが、これはどういう意味なんでしょうかね?特に説明がなかったので。
あのときの嫉妬心むき出しの琴莉(柚莉の別人格の琴莉)と比べてって意味でしょうか?
2人で街を散策していて、主人公は まだ日紫喜さんが素性を明かしてなかったころ(ツンデレ眼鏡だったころ)主人公と話していて、どういう気持ちだったのか尋ねます。



これはプレイヤーも気になるところです
日紫喜さんは主人公に過去を思い出させないように会ってはいけないと思い、わざと面倒くさい人間を演じてたそうです(嫌われるため?)。
でも、電車で偶然会ったとき主人公に「琴莉!」と言われてビックリしたとも言っていました。
※ここで主人公が「琴莉!」といったのは、電車の中に柚莉の別人格の琴莉がいたように見えたからでした
主人公を傷付けないように会ってはいけないけど、会いたい想いで葛藤していたと。
日紫喜さんが可愛すぎる(^^)主人公も日紫喜さんをより大事にしようと決意する。


その後、YuKuRuに向かう2人ですが胃が痛むような展開に発展します。
信・お京さんと再会し、秋村先生に会う時間まで雑談しようとしていた所にノエルちゃんと寿奈桜がYuKuRuにやってくる。
主人公・日紫喜さんと再会したノエルちゃん、空気が一気に張りつめます。
最初はノエルちゃん、日紫喜さんのことを無視するし((((;゚Д゚))))コワイコワイ・・
ノエルちゃんは主人公に札幌に戻って学校で辛い思いをしているんじゃないかと(かなり当たってる)問いかけます。なので「こっちに戻ってきませんか?」と。
正解の選択肢では、学校は辛いが日紫喜さんがいるから大丈夫だといい、こっちに戻ることはない=ノエルちゃんの元に戻ることはないということを暗に伝えます。



心臓いてぇ・・みんなは胃が痛いとか言うんでしょうけど、筆者は心臓が痛いです
ノエルちゃんルートやってから、日紫喜さんルートやると更に胃とか心臓が痛くなるかも‥(^^;)
全然関係ないですが、罪悪感とかは脳で処理してるはずなのに、心臓が痛くなるのは何ででしょうかね?



これぞメモオフって感じのシーンだったね
メモオフ4それからの雅ルートとかも心臓痛くて仕方なかったよね
その後、主人公の決意をノエルちゃんは受け取って、納得します。
ノエルちゃんは2人が幸せになることを望んでいて、それを確認したかったということでした。ノエルちゃんは日紫喜さんに無視したことを謝罪します。
ノエルちゃんからしたら、日紫喜さんに主人公を奪われた(ノエルちゃんが不幸な?)上に、主人公も不幸になってる結末は望んでいないってことですね。
ノエルちゃんは本当に強い。結構、日紫喜さんと似ている所があるのかもしれない。
本編のレビューでも書きましたが、自分が主人公ならノエルちゃんを絶対に裏切れないっすね(^^;)
ほかにはノエルちゃんが日紫喜さんに主人公とキス以上のことをしているか聞きます→日紫喜さん焦る。押しの強いノエルちゃんらしい質問。
本編真相ルートではノエルちゃんは主人公と一線超えてるし。表のTrueルートでも。
夕方、約束の時間になって主人公と日紫喜さんは秋村先生に会って話を聞きます。
その後、琴莉ルートで出てきたサナトリウムに希莉がいるということで秋村先生・主人公・日紫喜さん・希莉の4人で今までのこと、これからのことを話します。
この秋村先生や希莉たちの会話は、真相ルートで残っていた疑問と後日談の話です。
おそらく、この部分が日紫喜さんルートのメイン。ノエルちゃんとの決着&この後の柚莉との再会が2番目かと思います。
長いので内容や思ったことなどを箇条書きします。
・おそらく時系列的には主人公が湘南海陵に来るまえに、日紫喜さんは秋村医院に入院していた柚莉たちの母親(日紫喜さんから見たら自分の育ての親)に会っていた→メガネの姿で?
・しかも母親には日紫喜さんが「琴莉」であることが一発でバレた模様→主人公でも完全には見抜けなかったのに(血のつながりはなくても自分の子供だからでしょうか?)
・そのせいで柚莉は自分の人格の中に「琴莉」を生み出してしまったという経緯がある→詳しくは本編を参照
・柚莉の人格の中には「柚莉・琴莉・キリ」の3人がいた→事件後に希莉という人格が生まれる(本来は生まれてくるはずだった3つ子の末子の希莉でいいのかな?)
・柚莉の願い=主人公が琴莉と結ばれること
・しかし徐々に主人公のための琴莉から柚莉と琴莉のための主人公へと変わっていった
・柚莉の願いを叶えることはキリの役目だった→そのため、主人公に近づくノエルちゃんが邪魔だった
・日紫喜さんが本物の琴莉だと一番最初に気づいたのはキリ
・主人公が日紫喜さん(=琴莉)と結ばれれば役目を終えるはずでは?
・柚莉の中の柚莉の人格と琴莉の人格がキリを止めて、キリと琴莉の人格が柚莉の中から消える→詳しくは本編参照
・いま柚莉の中に残っている人格は「希莉と柚莉のみ」で、柚莉は眠っている状態とのこと
・希莉は火事の後の7年分の記憶は欠落しているが、そのほかの記憶は持っているという存在
・つまり、キリや柚莉の中にいた琴莉のやり取りや動機もすべて知っているということ
・莉一については、ほぼ無実らしい→石倉さんは本当に不慮の事故、久世さんを刺したのもキリ、ちょこ(LINEみたいなもの)で呼び出したのもキリの仕業だということが発覚
・つまり莉一の罪は、「主人公を殴った」「日紫喜さんを連れ去った」「秋村先生を拘束した」ということだけ
・莉一も徐々におかしくなって行って、石倉さんの事故、ちょこの呼び出しも自分がやったと記憶を改変した?という説明がされている
・茶菓月先生は事実だけを警察でしゃべっていたらしい?→だから莉一は保護観察で済んだらしい
・柚莉≒キリは莉一が「琴莉」を好きだったことを知っていたので、その感情を利用したそうです→結構衝撃の事実だった
・キリが7年前の火事で父親を殺害し、主人公・日紫喜さん・母親を火事の現場から運び出したという事実も発覚
一応、キリ≒柚莉には久世さん殺害容疑がかかっていますが、希莉が警察に説明して柚莉を守るといっています。秋村先生も医師として柚莉(の人格)の犯行ではないと警察には説明済です。
この部分、たとえば久世さんの遺族は納得するのか?とか、世間は柚莉をどう見るか?という問題はありますよね?べつの人格が犯した罪だから完全無罪は通用するのか?という。
おそらく許さない人もいるでしょう。たとえ罪に問われなくても過去の主人公みたいに偏見の目で見られないか心配です。
柚莉は17歳と未成年なので殺人容疑で世間に名前は出ないにしても、親しい人やマスコミ等は情報を持ってるだろうし。柚莉の人望の厚さや情状酌量の余地を考慮しても‥。
主人公は7年前の火事に巻き込まれたことで軽いイジメに遭った状態でしたし、柚莉も(ついでに莉一も)同じ目に遭う可能性が高い。
このあたりのことが個人的には気になりました(^^;)



まだ疑問や矛盾もありますが、事実はこんな感じらしいです



プールの時もやってたけど、ここでも柚莉と日紫喜さんのおっぱいネタが出てきて笑うw
話がひと段落したところで、希莉はいったん消えて柚莉に人格を移します。
メガネ姿じゃない日紫喜さん(琴莉)と柚莉を再会させるために。
柚莉は琴莉(日紫喜さん)との再会に涙を流して抱き合います。
柚莉はずっと気づけなくてゴメンと。日紫喜さんは自分が琴莉であることを隠してなければ柚莉の中で琴莉が生まれることもなかった、めちゃくちゃにしたのは自分だと謝ります。
のちに希莉からの伝言で柚莉と日紫喜さんは「ありがとう」の応酬。



いや、このシーンは本当によかった‥「お互いが謝ってばかり~」の下りが伏線になってるとは思わなかったですね
日紫喜さんが柚莉をお姉ちゃんと言っているシーンもよかった(^^)



莉一がやらかしてなければ、この輪に莉一もいたと思うと‥
日紫喜さんは柚莉から折り鶴をもらってたけど、琴莉ルートでも もらってましたね。
ちなみに莉一のその後も少し語られていて、昔の明るくて陽気な姿ではなくなったそうです。当然といえば当然ですが。
主人公は莉一に会いたがっていますが、莉一はまだ会えないと言ってる(秋村先生や相葉さんの伝言より)。
希莉は警察の事情聴取を受け終わったら、柚莉の中に消えることになっています。
ますます、久世さんの遺族は納得しないのでは?という疑問は残りますね。
すべてが片付いて、宿泊していたホテルに主人公と日紫喜さんが戻るわけですが、ここで一線を越えるシーンが入ります。
柚莉ルートでも書きましたが、今のコンシューマーゲームで こんな描写して大丈夫なのかと。所々ボカされてはいますが‥(^^;)
筆者は-Innocent Fille-本編が久々のギャルゲで結構ブランクあったんですが、ひと昔前(?)のギャルゲはCERO:D(17歳以上対象)でもラブシーンの描写は結構控えめだった気がするんですが‥。かなり過激だったセガサターン時代に逆戻りしたのかな?
※この後のノエルちゃんルートはもっと過激です、日紫喜さん・柚莉ルートの1.5倍くらい?
あと印象に残っているシーンが日紫喜さんが お嫁さんになりたかったという夢。
ベッドのシーツをウェディングドレスに見立てて、主人公と永遠の愛を誓いあうシーンも良かったです。
日紫喜さん推しの筆者としては可愛すぎて・・もうね(^^)
再度、日紫喜さんの独白が始まります。
これからも柚莉の助けになりたいと願う日紫喜さん、それには秋村先生の支援をつづけなくてはならないということ。
つまり真方の家(ヤ〇ザ)からは離れられないということを意味する。
日紫喜さんは主人公が警官を目指していることを知っているので(自分が主人公の将来の障害になり得るので)、主人公のお嫁さんになるという夢は諦めようとします。
翌日、主人公と日紫喜さんの元に信から飛行機で帰るまえにYuKuRuに寄ってほしいという連絡が来ます。
YuKuRuに着くと、その日は主人公の誕生日だったので、信とお京さんがケーキで祝ってくれます。
そこで、主人公は警察官ではなく、弁護士を目指すという内容を語ります。
日紫喜さんは主人公のお嫁さんになるという夢を捨てなくてよくなり、大喜び。主人公と若干?敵対している咲さんを主人公の家庭教師に付けようとしたり。



お京さんが日紫喜さんに「主人公に すでにプレゼント(意味深)渡してるよね?」みたいに言ってるシーンに笑う



昨夜のアレ、プレゼントだったんですね
少しすると、湘南海陵の生徒会長である相葉さんやノエルちゃん・寿奈桜がYuKuRuに現れます。
日紫喜さんは林女学園にいなくてはならない存在なので、林女に戻ってほしいと頼みこまれる。
じつは相葉さん+神崎さんが裏で手をまわしていて、日紫喜さんが提出したはずの「退学届」を「休学届」に変えていた。
日紫喜さんは主人公と一緒にいるために、この街でたくさんのものを捨ててきた。いまさら戻れないと断ろうとします。
しかし、日紫喜さんは主人公に戻った方がいいと説得される。今までの素性を偽っていた自分ではなく、本当の自分として過ごせるからと。
それに、こっちには日紫喜さんの友達?である相葉さんやノエルちゃん、寿奈桜などがいる。
あと1年で卒業だし、卒業したときに主人公は必ず日紫喜さんを迎えにいくと約束します。
日紫喜さんは林女に戻る決意をする。



日紫喜さん、ノエルちゃんにも「女の顔になった」とツッコまれてるよ(笑)
それから1年後、主人公は日紫喜さんを迎えに行く。
ノーマルエンドだと ここで終わりますが、BESTエンドだと(年数は不明ですが)何年か後に主人公と日紫喜さんが結婚して、子供が生まれる(男の子?)。
主人公・日紫喜さん・赤ちゃんで旭川へ行き、親族や柚莉、莉一に会おうとする所で終わり。
卒業時に日紫喜さんの制服のスカーフが白になっていて、ノエルちゃん・神崎さん・寿奈桜のスカーフは紫でした。林女は学年が上がるごとにスカーフの色が変わる様式なんですね。
しかも、日紫喜さんが答辞を読んでるってことは生徒会長になったということか、いや当たり前か。



日紫喜さんエンドはED曲の途中に話のつづきが挟まり、またED曲のつづきが入る仕組みで凝ってるなぁと思いました



日紫喜さんと主人公の子供の名前は「希雪(きせつ)」らしいけど、「雪」の字はどっから取ったんだろう?と・・
「希」はおそらく、希莉から取っているだろうとは予測できますが‥。
柚莉ルートでも思ったけど、名前の由来がわからない。
筆者としては莉一に会うシーンまでは見たかったですね。もしかすると、旭川で会う前に主人公や日紫喜さんと会っていたのかもしれませんが。
日紫喜さんのBADエンドはあまり見たくなかったので、ノーマルエンドのみで良かったです(本編もグッドエンドしか用意されてなかったし)。
しかし、ノーマルエンド目指して、間違った選択肢を選ぶのも少々堪えた・・(^^;)
多少の矛盾やツッコミどころはあったものの、筆者の推しなのもあって日紫喜さんルート大満足でした!
嘉神川ノエル(かがみがわ のえる)ルート~本編では誰ともバッティングしてないので一番心穏やかにプレイできる?


for Dearestのノエルちゃんルートは本編の表ノエルルートからの続きなので、どのキャラともバッティングしていません。ある意味一番平和か‥?と思いプレイしました。
内容としてはざっくりこんな感じ↓
・主人公は特別模試で1位を取るが、ノエルちゃんに恥じない自分になるために早めに北海道に帰る
・ノエルちゃんが主人公の元(北海道)へ数日間遊びに来る
・春休み期間に主人公はノエルちゃんの元(湘南?)へ遊びに行く
・主人公とノエルちゃんの仲がギクシャクする→のちに和解
・2人は信たちと一緒に温泉旅行に行く
・3年後、大学生となった主人公とノエルちゃんはラブラブ状態
途中、トラブルもありつつ、押しの強いノエルちゃんに翻弄されるストーリーです。
日紫喜さんルートのような心臓が痛い展開はないと思います。
※たぶん、ノエルちゃんルートをやったあとに日紫喜さんルートをやる方が心臓が痛くなる
エンディングはBESTエンドとBADエンドの2つ。
・BESTエンドは大学生になった主人公とノエルちゃんがラブラブ状態
・BADエンドはノエルちゃんと疎遠(?)になるエンド
BADエンドの内容も本編よりかなりソフトだと思います。
本編みたいにイジメが激化したり、死亡・意識不明の重体という展開はない。
ただ、ノエルちゃんルートだけCGが過激ですね(^^;)他のキャラは結構控えめなのに。



後でまた触れるけど、あのCG、よくCEROに怒られなかったなぁと‥
ノエルちゃんルートの感想


基本的には小悪魔というか魔性に近い?ノエルちゃんに翻弄される話です。
本編ノエルTrueエンドの続きになるようです。
主人公は特別模試で1位を取ったので湘南海陵にいる期間を延長することもできたが、早めに札幌に戻ることを決意する。ノエルちゃんが他者との間に壁をなくそうと努力している姿に感銘を受けて。
主人公も札幌に戻って他者との間の壁をなくそうと努力する。ノエルちゃんの横に立っても恥ずかしくないようにと。



このルートの特別模試の結果は主人公が1位で、日紫喜さんは2位だったようです(相葉会長は10位)



日紫喜さん、めっちゃキレてそう・・柚莉ルートで主人公と同順1位だったときも悔しがってたし
残念ながらノエルちゃんルートでは日紫喜さんは登場しません(名前だけは何度か出てくるが)。
主人公は札幌の学校に戻りますが以前より話しやすくなったと同級生にいわれて、幸先のよいスタートを切ります。日紫喜さんルートと大違いですね‥(^^;)まぁ、あっちは色々と事件を起こした(巻き込まれた?)ので仕方ないですが。
数日後にノエルちゃんが自分の家族に黙って主人公のもとに訪れます。
飛行機代で お金をたくさん使ってしまったから、ノエルちゃんは主人公の部屋に泊まります。



このときのCG(裸バスタオル・Yシャツ)絶対に狙ってるよね
本編でも思ったけど、ノエルちゃんルートはサービスカットが多い



それで主人公が翻弄されてるし、ノエルちゃんは小悪魔というか魔性?っぽいですね
主人公とノエルちゃんは似た者同士なので、互いに言葉をかわさなくても次に言うことがわかるという描写が多い。この2人はエスパーか(^^;)
主人公のアパート?マンション?は一応、3人暮らし用(主人公+両親)ですが、両親は警官なので出勤のために職場の近くに別に部屋を借りてるそうです。なので実質主人公の一人暮らしみたいなものだと。
なのでベッドが1つしかないから、主人公とノエルちゃんは一緒に寝ることになる。
ちょっとツッコミを入れると、↑の状況でベッドが1つしかないのは まぁわかるが、せめて布団2式くらいあるはずでは?主人公の両親が帰ってきたとき、どこに寝てるのか問題。
ノエルちゃんは自分の家族に黙って主人公のところに来たので、ノエルちゃんの姉であるクロエさんから主人公へ ちょこ(LINEみたいなもの)メッセージが入ります。
クロエさんは元生徒会長だったらしいので勘がするどく頭が切れる。嘘・ごまかしはムリだと考えて、主人公は正直にノエルちゃんのことを話します。



「節度あるお付き合いをお願いします」と主人公はクロエさんに言われているけど、もう手遅れのような‥



クロエさんも高校生のときに6の主人公(?)と一緒にいて、帰りが遅かったり、帰ってこなかった事があったとノエルちゃんにツッコまれてますね
相変わらず、貧乳ネタが多くて笑うw。貧乳はステータスらしいので大丈夫・・かな。
主人公とノエルちゃんは主人公の祖父のもとへ訪れます。ノエルちゃんを主人公の祖父に紹介するために。
ノエルちゃんが主人公の祖父にいったひと言が印象に残っています。
「主人公以外の人と お付き合いする気がない」と。
日紫喜さんルートのノエルちゃんを思うと、プレイヤーの心に痛いひと言だなと。
その数日後にノエルちゃんは帰ります。
主人公は春休みまでにバイトなどで お金を貯めて+足りない分は主人公の祖父に お年玉の前借をし、ノエルちゃんの元へ訪れます。
主人公はノエルちゃんの所に行く前に莉一に連絡するのですが(宿泊する場所などは莉一が手配してくれたらしい)、ちょっと気になる会話がありました。
・莉一は気になる人ができたらしい→神崎さん?
・莉一が主人公に「みんなに祝福されるっていいこと」というようなことを言っていた→莉一の琴莉への想いと重ねて?
・・などを語っている部分。
別ルートで莉一は神崎さんに告白していますが、このルートでは結局わからずじまいです。
「みんなに祝福される想い」という内容を莉一がいうと重みがありますね。
たぶん、莉一の妹である琴莉への報われない想いのことを言っているだろうし(ただし、このルートの主人公は莉一の想いを知らないし、じつは莉一は琴莉と血がつながっていないことも知らない)。
後日、YuKuRuで主人公とノエルちゃん、寿奈桜、神崎さんと会い、みんなで水族館に行くことになる。
途中、ノエルちゃんと寿奈桜がトイレに行ったときに神崎さんと主人公は2人になる。
そこでノエルちゃんの様子がおかしくなって、主人公とノエルちゃんはギクシャクするようになる。


ノエルちゃんが主人公に「神崎さんは多分、主人公のことが好き」みたいなことを言います。
神崎さんを結構好きな筆者としてはうれしいですが、全然そのような描写はなかった気がするんですが‥どうしたのノエルちゃん?(^^;)
主人公も、それはないだろうと否定しますが‥。
※ただし本編の寿奈桜BADエンドで、神崎さんと主人公が良い感じになるエンディングはあった



というか‥本編真相ルートでも琴莉≒日紫喜さんと主人公が実質、浮気状態?になったときでもノエルちゃんは激怒するようなこともなかったよね、ちょっとトゲのあることを言っているくらいで



ノエルちゃんからしたら神崎さんは天敵みたいな存在だから、(自分に良くしてくれていた日紫喜さんならともかく)主人公を取られるのは許せないみたいな感じなんですかね?
翌日、主人公と莉一で柚莉のお見舞いに訪れます。
柚莉は元気そうです。
その後、街でノエルちゃんは大学生くらいの男性と一緒に歩いてる所を主人公に目撃される。
このへんは絶対誤解フラグだなぁと筆者も予想できていました、事実ノエルちゃんと一緒にいた男性はクロエさんの婚約者(6の主人公?)だった。
久世さんとか日紫喜さんの話題が出てくるけど、本人は登場しない展開が多いですね‥(^^;)ちょっと残念。
主人公は せっかくこっちに来たのにノエルちゃんと一緒の時間が取れないことに気を病みます。
おまけに莉一や寿奈桜、信まで よそよそしい態度に。
「面倒くさい男だと思われたくないから」ノエルちゃんに何も言えないと主人公は つぶやきます。



プレイヤー視点だと、この後に何かサプライズがあるフラグだというのは予想できますが‥主人公主観だと気づかない感じですね
主人公はノエルちゃんから夜6時にYuKuRuに来てくれと言われます。主人公は別れ話かと戦々恐々。
筆者の予想どおりサプライズ(パーティー)だったんですが、内容は みんなで主人公の誕生日を祝うというもの。
※本来、主人公の誕生日は呼び出しがあった日の3日後だったらしいですが、翌日に主人公が北海道に帰ってしまうために早めにお祝いしたという話
サプライズパーティーが終わり、主人公はノエルちゃんを家まで送ります。
ここでも押しの強いノエルちゃんは主人公を引き留めて自分の部屋に泊まらせる。
※お決まりですが、ノエルちゃんの家族はフランス(ストラスブール)に帰っていて不在状態
ノエルちゃんは本当は主人公と二人きりでいたかったことなどを主人公に伝えてきます。
それなのに神崎さんがみんなで主人公をお祝いしようといってきて、結局みんなでお祝いすることになったのだとか(だから神崎さんが主人公を好きとか勘違いしたのか?)。



それにしてもエロ展開が多い
CERO的な意味で大丈夫だろうか、思いっきりディーp(ry



あとノエルちゃんの部屋にバストアップ特集の雑誌が置かれてて、主人公が目ざとく発見する展開にも笑いました
他にも ちょっとツッコミたい部分。
ノエルちゃんの部屋の背景画像的にベッドはセミダブル以上の広さがあるように見えますが、主人公と寝たら狭くなるか?とか。
寝る前の会話ウィンドウに表示されているノエルちゃんの画像が私服着てるときと同じだなぁという部分(これはミス、またはパジャマ画像を用意するのが手間だったか?)。
翌日、主人公は北海道に帰るのでノエルちゃんも電車まで見送りをします。ドラマとかでよくあるパターンですね。
ノエルちゃんにもっと一緒にいたいと言われて、主人公ももっとノエルちゃんと一緒にいたくて帰るのを数日伸ばす。この時に元々壊れかかっていた主人公のスマホが地面に落ちてしまい、完全に壊れてしまう(ノエルちゃんのせいなのか?)。
※BADエンドの場合は主人公が電車に乗って北海道へ帰り、ノエルちゃんと疎遠になるエンディングです
その後、信が温泉旅行に一緒に行く人を探しているという話を前日に聞いていたので、信・お京さん・主人公・ノエルちゃんで温泉旅行へ行く。
プレイしていて疑問に思った箇所があります。
信が温泉旅行に誘っていたのは主人公のサプライズパーティーの日で「旅行に行くのは明日=主人公が帰る予定の日」と言っていた。
それなのに温泉旅行に行く日が、サプライズパーティーから2日後に変更になったのはライターのミスですかね?それとも筆者が何かを見落としてた?信が主人公たちのために行くのを1日遅らせた?
ともあれ、寿奈桜ルートや柚莉ルートで出てきた温泉旅館へ4人で行きます。
信・お京さんとは ほぼ別行動なので、あまり干渉はありません(最初と途中1回くらい?)。
ちなみに「信とお京さん」「主人公とノエルちゃん」が相部屋です。
ノエルちゃんと主人公は、旅館に置いてある格闘ゲームをしたり、卓球勝負したり、観光名所をまわったり、リングをお互いに買ってプレゼントしたり、温泉に入ったりして楽しみます。
寿奈桜ルートで神崎さんの別荘がこっちにあるという話があったので、神崎さんが出てくるかと思ったら このルートでは出てきませんでした(^^;)残念。
ノエルちゃんはゲームも卓球も上手くて、主人公は勝てません。ノエルちゃんはテニスをやってたから卓球が上手いんでしょうかね?
メモオフ6をプレイしてないので分からないですが、クロエさんルートのオマージュとかも入ってるのかもしれませんね。
主人公はノエルちゃんに押し切られて、スマホを弁償という形で買ってもらう(最新機種といっていたけどiPhoneか?)。



お待ちかねの2人の入浴シーンだけど・・ノエルちゃんの場合、タオル巻いてないから かなりCGがきわどい
しかも、コンシューマー向けゲームでM字〇脚(大事な部分は隠れている)って大丈夫なのかと心配になる‥(^^;)
前にMAGES.さんにブログ用にスクリーンショットの掲載は可能か問い合わせたとき、「公序良俗に配慮して使用してください」というような内容を言われました。
なんでコンシューマー向けゲームで公序良俗に反したCGや画像が入っているんですかねぇ?‥とツッコミは入れたくなりましたね。
でも使用許可ありがとうございます。
ほかには主人公は7年前の火事が原因で背中に大きなヤケドの痕があります。
ノエルちゃんは一度、主人公に背中は痛くないのかと尋ねて以来「肌を重ねていても聞いてきたことがない」という内容が出る。
なんかサラっと、とんでもないことが書かれている・・?(^^;)
ED後は3年後からはじまります。
主人公は北海道ではない場所で大学生となり、ノエルちゃんと同じ学校に通う。
日紫喜さんルートと同じく、法曹関係を学んでいるそうです(でも弁護士を目指しているのではないのかも?)。
ノエルちゃんと主人公の左手薬指には温泉旅行で買ったリング(?)がはめられている→終わり。
ノエルちゃんの押しの強さと、キワドいCGに翻弄される話でした。
ノエルちゃんファン大歓喜なルートではないでしょうか?筆者的には神崎さんの話をもう少し掘り下げてほしかったですが‥(^^;)本音では神崎さん個別ルートがほしかった。
神崎さんルートがなかったのがアレなので、イベントCG的なものを描いてみた(白黒ですが‥)↓


まとめ:後日談や本編の謎だった部分を知りたい人にはオススメ


・本編のようなサスペンス要素は少ない
・EDの入り方的に日紫喜さんルートが本作のメイン?
・ヒロインと ひたすらイチャイチャする展開が多い
・CERO:Cにしては過激描写が多い気がした→大丈夫か?
・本編には劣るが、推しルートと本編で謎だった部分が解明されて面白かった
本編の面白さには劣りますが、本編で謎&疑問だった部分が解明されて良かったです。
あとfor Dearestは本編より短いですが、筆者はこの記事を書きながらプレイしていたので結構長く感じました。
ほかの方のレビューを読むと1キャラ3~4時間でクリアできると言われていました。筆者は1キャラ6時間くらいかかったと思います。
メモオフシリーズは時々Steamでセールをやっているので、興味がある方はSteam版をオススメします。
すこし値は張りますが、円盤が欲しい方はPS4ソフトなどもあります。
メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest(PS4版)↓
2025年4月に新作のメモオフも出たようです(※Steam版も出てるようです)↓


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