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日本企業がダメだと言われている理由は「挑戦」しないから

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なぜ、日本企業は米国のGoogleやAppleのような企業に勝てないのか?

日本は高度経済成長期に、アメリカはもちろんのこと、どの国よりも成長しました。
しかし、現在(2020年)の日本のGDPは世界ランキングはで3位となっています。
そのうちインドにも抜かされそうな勢いです。

Yahoo!ニュース
上位は米中日の順…主要国のGDPの実情を確認する(2020年版)(不破雷蔵) - エキスパート - Yahoo!ニュース 2020年の名目GDPで比較すると上位国は国の経済力の物差しにはいくつかの指標があるが、よく使われるのがGDP(国内総生産)。その実情をIMF(国際通貨基金)の公開データベース...

書籍には3点の理由が書かれていました。

原因3つ

・現状維持する企業が多い
・挑戦する企業(人)が少なくなった
・自分(自社・同業界)のみでやろうとする

ではなぜ「現状維持」する会社が増えて、「挑戦する企業」がいなくなってしまったんでしょうか?
うーん、安定志向ってやつかな?

新規事業構想のマインド・仕組みが紹介されています。
難しいビジネス用語も出てきますが、仮想ストーリー新規創造事業の話はとても面白かったです。

現在、副業や起業を考えている方、上手く行っていない方にもオススメです。

書籍を読んでいたら株投資的な意味でも、日本より米国に投資したくなりますね。
昔のアメリカと同じく、日本でも終身雇用年功序列の崩壊が起きてるし、今後変わるかもよ。
この書籍がオススメな人

・起業家
・新規事業を考えている方
・副業で上手く行っていない方
・起業で上手く行っていない方

ざっと斜め読みして参考になった部分を復習がてら紹介していきます。

目次

失敗したくないから抜け出そう

若い時に○○やっておけば良かった‥なんて後悔した事はありませんか?

これは新規事業や起業でも同じ事です。

やって後悔するより、やらないで後悔すると後々引きずりますよね。
この書籍でもとにかくリスクを負う事・行動する事が大事と書かれています。

そして、失敗前提で考える事。
とにかくやってみる、上手く行かない時は次の手を‥という考え方が重要。
80対20の法則から、10回やったら8回は失敗するという事を意識しましょう。

失敗したくないから挑戦しない

挑戦しないから成功しない

成功経験がないから挑戦できない

負のループです(^^;)

主に日本は、この傾向が強いですよね。

全部じゃないけど、失敗を許さない雰囲気があるよね。
だから、慣れた事(前例がある事)や同業種間で解決しようとする。
・赤字が怖い
・リスクを取りたくない
・責任を取りたくない
新規事業や投資も同じで、リスクを取らないとリターンを得る事はできません。
高いリスクを取れば取る程、リターンも高くなります。
何事もできる事の中からやろうとしていませんか?
ローリスクを選ぶなら、ローリターンとなってしまいます。
何千何百億規模のビジネスをやろうとする時には、できない事をできるようにするためにはどうしたらいいのか?を考えるのがとても重要。
そのためなら、他業種も巻き込む。優秀なメンターに相談する。
・守りではなく攻めの姿勢
・縦ではなく、横のつながりを意識
守っているだけでは、数千数百億規模のビジネスができない。
親会社などの縦のつながりや同業種ではなく、異業種などの横のつながりに目を向けると可能になる事がある。
横のつながりに目を向けると、今まで考えもしなかったビジネスが可能になる事があります。

一人(自社・同業界)じゃ大きい事はできない

ゲームや漫画などで、ライバル同士が手を組んでラスボスを倒しに行く!というような展開を見た事がありませんか?

2人の目的はラスボスを倒す事だけど、主人公一人じゃ倒す事ができない。
じゃあ、自分と正反対だけど同じくらい強い人と組んだら倒せるのでは?
ビジネスも一緒です。

企業同士の目的はビジネスの成功(たくさん稼ぐこと)だけど、一社の力では、少ししか稼ぐ事ができない。
じゃあ、自社と正反対だけど同じくらい強い会社と組んだら成功するのでは?

そして、
数千億規模のビジネスとなると、にも協力してもらわなくてはなりません。

書籍では新規事業の創造は、社会的な課題に着目せよとありました。
例えば、
・地球温暖化
・生産年齢人口の不足
・介護士不足
生産年齢人口(15歳~64歳までの人口)の不足を例に取ってみます。
日本は少子高齢化が進んで2045年くらいから人口が減少すると言われています。
働く人がいなくなったら、企業は商品・サービスを作れなくなるので利益を上げる事ができなくなります。
なので、働き手を確保するために法律を変えてもらう必要があります。
もうすでにある法律もありますが‥
・外国人労働者を自社に入れる
・移民の受け入れ
・定年年齢の引き上げ
こうする事で働く人を確保する事が可能になります。
特に移民受け入れは少子高齢化対策にもなるので、個人的にはとても有効だと思います。
治安など心配な面はありますが‥。
(アメリカは移民を積極的に受け入れているので、国自体は少子高齢化ながら人口が増えていると聞きます)

フックと回収エンジンの考え方

フックは小さく(広く)、回収エンジンは大きくする事。
そして、お互い離れていれば離れている程良いとされています。

フック:撒き餌
回収エンジン:お金を得る仕組み
検索エンジントップシェアのGoogleがどのように利益を上げているか知っていますか?
Googleは広告で収入を得ています。これが回収エンジン。
私たちが調べものをする時、Google検索エンジンを無料で利用させてもらいますよね。
無料で使わせる事によって集客の範囲が広くなります。これが撒き餌。
フック:検索エンジン(無料)で集客
回収エンジン:広告で利益を得る
フックの部分が小さければ小さい(敷居が低い)程、得るものは大きいとされています。
例えば、「塾」や「お試し品」なんかもそうですよね。
最初の〇日間無料体験・1回分無料等は、「フック」と「回収エンジン」の仕組みを利用しています。
最初の入口の敷居が低いので、参入しやすい。

メンター(相談役)の重要性

ビジネスには、メンター的存在が不可欠とされています。
書籍では、能力の高いコンサルティングの重要性が語られています。

コンサルティング?独学じゃダメなの?‥なんて思った事はありませんか?

私はあります(^^;)

独学でプロのスポーツ選手になれた人はいませんよね。

確かに、優秀なコーチがついているよね。

つまずいた時に、ゼロからイチイチ対応していたら時間がいくらあっても足りない。
ビジネスは孤立しやすく、責任感から、なんとかしなければならないと思いがち。
人に助けてもらう時は説明しなくてはならないし、反感を買う場合もある。

孤立すると、視野が狭くなり、情報が入ってきにくくなる。
進んでる道が本当にあっているのかどうか不安になる。
中立立場のメンター(コーチ)がいると、負のスパイラルから抜けられる可能性がある。

読んでいて、大規模なビジネスは一人では出来ないんだなぁ‥という事を実感させられました。
副業をしている私もそうですね(^^;)

私もメンターに頼む時期が来ているのかも‥。

感想

個人的に重要だと思った部分。

・横つながりを意識する
・完璧を目指さない
・フックと回収エンジンの仕組み
・メンターの重要性

自分の目標を達成するためには、(言い方は悪いですが)どんなものでも使うという意識が大切。
最初は完璧を目指さない事、β(ベータ)版を出して顧客の不満を聞きながら徐々に改良して行く。
ちゃんとお客さんの方を向いて商品を作ろうって事だね。
入口の敷居は低く、得るものは大きく。
自分一人では目標達成まで遠回りになるので、メンター(コーチ)の存在が重要
この考えを自分の副業にも活かして行こうと思います。
余談、
誰よりも早く横つながりを意識して、必要となれば国にも働きかける。
顧客の反応を見ながら製品を作る姿勢の「米国企業=米国株」はやっぱり魅力的だなぁと思いました。
日本企業もこうなる事を願っています。

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