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【ネタバレあり】JIN-仁アンコール重版5巻のあらすじ・感想

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この記事はネタバレを含みます。
ネタバレOKな方のみお読みください。

大あらすじはこちらの記事↓

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<アンコール重版5巻の流れ>

①皇女和宮様の毒殺?

②無実の罪で南方と咲が入牢させられる

③野風の身請けが決まる

④スリ師お駒

⑤澤村田之助から坂東吉十郎の治療を頼まれる

⑥陣幕久五郎の肘の手術

⑦お駒のスリと咲の医術

大まかな流れはこんな感じです。

私は医療に詳しくないので、多少医療用語が間違っているかもしれませんが、ご容赦ください(__)

目次

①皇女和宮様の毒殺?

<あらすじ>

澤村田之助の舞台で使われた「安道名津」がますます人気商品になる。
奥医師の松本良順は脚気の疑いのある皇女和宮様に安道名津を食べてもらおうと考える。
良順は和宮様になにか楽しんでもらおうと考える。
そこで、澤村田之助に歌舞伎舞台の出張をお願いするが、田之助は自分の舞台を見せる相手の名前を伏せられたので、その願いを拒否する。
しかし、南方の説得で和宮様の元へ行き歌舞伎舞台をやることになる。

歌舞伎をやる当日、南方と咲は安道名津を和宮様に食べてもらおうと持参する。
歌舞伎を楽しみながら安道名津を食べる和宮様だが、舞台が終わりそうな時に急に苦しみ出す。

どうやら和宮様は毒を盛られたらしく、南方と奥医師たちは和宮様の胃の洗浄を試みて命を助けることができた。
しかし、南方たちが持参した安道名津に毒が盛られていたのでは?‥と疑いをかけられることになる。

<感想>

インフルエンサー田之助の影響力はすごい。
現代でもインフルエンサーが行った店や食べたものを食べようとする人が多いですよね。

いやぁー和宮様がかわいい!(^^)野風とはまた違った魅力がありますね。
身分が高いのに気取っていなくて、一般人にも優しい。夫婦仲も良いとか最強ですね。
ネタバレしちゃうと、毒盛ったのは三隅俊斉(正確には人を使ってお茶の中に盛った)なんですが、私も激おこです。
南方を陥れるために、やったそうですが和宮様苦しみソンじゃないですかヽ(`Д´)ノ

②無実の罪で南方と咲が入牢させられる

<あらすじ>

南方と咲は、和宮様に毒を盛った疑いで入牢させられる。
咲は個室の牢屋に、南方は大勢の囚人がいる大牢に入れられる。

その知らせを聞いて、坂本龍馬や恭太郎が助け出そうとするが、何が起きたのか分からない状態で、手の打ちようがなかった。

南方は大牢のお頭に目をつけられて、何度も殺されかけるが、野風の差し入れや運によって助かる。
お頭の自分勝手さに不満をためていた他の囚人たちがお頭を殺そうとする。
意識不明になったお頭を南方が助けてことによって、大牢のフンイキがよい方向に改善する。

その後、役人たちは南方に自白させるために拷問するが、多紀元琰の計らいで真実が明らかになり南方は釈放される。

<感想>

私が見落としているだけかもしれませんが、なぜ南方先生は医者なのに大牢だったんでしょうか?(※医者は咲と同じ個室牢屋に入るらしい)
おそらく三隅俊斉が裏で操っているんだろうけど、その描写がなかったので、どんな経緯だったのか知りたかったかな。

南方先生の医者魂には毎回おどろかされます(^^;)
自分を殺そうとした人間・批判した人間なんて普通は見殺しにするところですが、医者としての自分を優先し助けようとする。
新門辰五郎さんの言っていた根っからの医者とはこういうところなんでしょうね(^^;)

南方先生が受けた拷問、地味にひどい・・(;´∀`)
足に150kgほどの石乗せ‥想像しただけで痛い。
南方先生は、しばらく杖ついてあるかなきゃならないくらいの大けがを負いました。
現代では冤罪の場合、補償がありますが江戸時代はなしなの?
構無し(無罪)!‥以上!って、ひどくない‥?
私ならふざけんな!ですわ(;・∀・)

③野風の身請けが決まる

<あらすじ>

野風は南方が大牢に入ったときの差し入れ費用(250両)を作るため、外国人商人からの身請け話(自分を売ること)をうけていた。
野風は近いうちに仁友堂を出ていくという。

南方は野風にお金を返すから、身請け話を断るように説得するが野風の決心はかたい。
後日、仁友堂を出た野風が外国人商人(ジャン・ルロン)と一緒に南方の前にあらわれる。
2人の仲睦まじい姿をみせられて、南方は野風は幸せをつかんだのだと安心する。

<感想>

野風は咲さんと南方先生のために身を引いたということですね( ;∀;)
たぶん、まだ南方先生のことが好きですよね?
こういうのをいい女というんでしょうね。惚れ直すわー。

ルロンさんもいい人そうでよかった。
安心?して野風を任せられます(^^)

④スリ師お駒

<あらすじ>

南方は坂本龍馬にさそわれて湯屋(銭湯のようなもの)に向かう。
そこで女性客同士のケンカがはじまり、1人が頭と指を切ってしまう。
南方は切れた頭と指の治療を行う。
そのケガした女性客が、お駒というスリで有名な人物だった。

ある日、和宮様と上様(徳川家茂)から無実の罪で投獄させられたお詫びに感謝の品が送られる。

数日後、お駒がスリで捕まったので来てほしいと南方に連絡が入る。
南方は自身番屋(交番のようなもの)で、お駒の指の状態ではスリはむりだと説明し、お駒は釈放される。
そこで、南方は指が曲げられないというお駒の指を診察し、腱が切れていることを発見。
準備をしてから手術することになる。

煤払い(すすばらい:大掃除のようなもの)がひと段落ついたときに、千吉が訪ねてくる。
お駒の手術を取りやめてもらえないかと。
千吉とお駒は幼なじみで、指が治ってお駒にスリをはたらいてほしくないと思っている。

お駒の手術が無事成功し、南方はお駒に2度とスリをしないことを条件に術後の指の訓練の仕方を教える。

<感想>

江戸は火事防止のために、一般家庭に風呂がなかったと書かれていました。
五右衛門風呂みたいなのがあるイメージだったんですが、違うんですね(^^;)

和宮様ホントいい娘だなー(^^)

千吉はおそらくお駒のことが好きなんですね。
お駒はお駒でスリでいつ死んでもいいような投げやりな雰囲気がただよっています。
麻酔かけたときもうわごとを言っていたくらいスリで死罪になった父親が大好きだったんですね。

⑤澤村田之助から坂東吉十郎の治療を頼まれる

<あらすじ>

澤村田之介に重度の鉛中毒者で舞踊の名手「坂東吉十郎」の治療を頼まれる。
しかし、幕末の江戸には治療薬がないので治すことはできない。
痛みをやわらげる、元気がでる薬、食事療法を使うことしかできない。

しかし、田之介はなんとか吉十郎を舞台に立たせたいと南方に頼む。
吉十郎も自分の息子 与吉に、自分の舞台を見せたいと願い、痛みと闘いながら稽古をつづける。

舞台当日に吉十郎の足腰が立たなくなるが、足腰にサポーターを巻きつけて吉十郎はなんとか動けるようになる。
途中危ない場面もあったが、全盛期の吉十郎と同じくらいの演技で観客を喜ばせた。

舞台翌日に吉十郎は亡くなるが、与吉が2代目の坂東吉十郎になると決意する。

<感想>

5巻の泣かせるシーンです( ;∀;)
ブラックジャックでみた場面に似ている。
たしか、とても手術できる状態じゃない病気の医者が、執念で患者の手術をするという話。
手術が終了すると同時に、医者は倒れて亡くなる。
しかも、検死の結果(?)亡くなったのは手術している最中だというホラー‥(^^;)
吉十郎は死体で演技したわけではありませんが‥。

役者魂すごい・。
しかし、与吉に辛くあたる吉十郎もひどかった・・(-_-;)

⑥陣幕久五郎の手術の肘の手術

<あらすじ>

多紀元琰に誘われて、南方は相撲を見に行く。
横綱の不知火(しらぬい)とライバル関係にある陣幕久五郎が肘を痛めて休場していることを知る。
南方は陣幕を診察し、手術が必要だと告げる。
西郷隆盛の口添えもあって陣幕は、南方に手術をしてもらうことを決意する。

手術は無事成功し、陣幕は再び不知火と闘い勝利する。

<感想>

医学所と医学館の内紛(?)みててイライラしてきますね(^^;)
それぞれの得意を融合すれば、より良い医術を行えるのに‥。
患者さんは病気のことがわからないから、医学所・医学館共同の総合病院があった方が助かりますよね。

そもそも患者さんを助けたいより、自分の体面やプライドを気にしている輩が多すぎる\(^o^)/
残念ながら現代社会でもいっぱいいます‥。

それにしても、西郷さん色んな人に信用があるんだなー。

⑦お駒のスリと咲の医術

<あらすじ>

お駒は治療のお礼として、鰹を仁友堂に差し入れる。
お駒は南方を誘って、お寺にお参りに行く。
岡っ引き(警察官のようなもの)のガマの親分は、お駒がまたスリを働くんじゃないかと見張る。
同時に咲もお寺へ出かけて、友人たち(鈴・春・清)とお茶をしていた。

お駒は見張っているガマの親分を出し抜いて、スリを働いていく。
しかし千吉にそれを見られて、スリ取ったものを返すように言われる。

スリ取ったものの中に咲の友人「春」の持ちものがあった。
お駒は財布じゃなくて、守り袋をスっていた。
その守り袋は、春の大事なものだという。

守り袋がないことに動転した春は、過換気症候群(奔豚気 ほんとんき)に陥って呼吸困難になる。
咲は南方に教わった対処法を実践し、春の呼吸困難をおさめることに成功する。

その後、お駒は恥をしのんで春に守り袋を返す。

<感想>

ガマの親分って、悪いお金持ちや政治家みたいですね(;´∀`)
キャラデザもわざと読者が嫌悪感を抱くように描かれているし‥。

過換気症候群って過呼吸のことですよね。
とっさの紙袋を使って、対処する咲さんすごいな。
気がきいていて、判断力もあるし本当によい看護師になれますね(^^)

南方先生には医者になるように勧められていますが‥。

感想

JINアンコール重版5巻は分厚いです。
(6巻と10巻も分厚い)

5巻の見どころは和宮様が最高にかわいいところですね(^^)
あと野風が幸せをつかんだシーンも個人的には好きです。

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